またYahoo!ニュースから引用。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040210-00000095-myc-sci

カナダ・アルバータ大学の大学院生のMary Modayil氏を中心とする研究調査チームは、インターネットに精神的な癒しの効果があり、うつ病を始めとする気分障害の治療に有益であるとする研究レポートの発表を行った。

同氏は同大学Public Health Sciences学部に在学中、以前に行われた「長時間のインターネット利用は気分障害など精神的に不安定な状態を増幅させる」との結果を示す調査レポートのサンプリングデータを眺めつつ、別の分析結果が存在する可能性に気付いたという。そして、異なる観点から同様の研究調査を進めることを決意した。

精神的に何らかの問題を抱え、長時間のインターネット利用を好むユーザーは少なくないとの調査結果に異論はないものの、新たに同氏は、精神的に難しい状況に陥った時期を特定するよう試みている。その結果として、大半のユーザーが、インターネット利用後に気分障害の兆候が見られるようになったのではなく、インターネットの利用を開始する5〜22年前から、すでに精神的に困難な時期が続いていたことを認めていることが明らかになった。

また、同じ精神医療を必要とする患者でも、よくインターネットを利用する人の方が社交的および外交的であることが多く、地域のボランティア活動などに参加して交友を求める傾向が強いことも判明している。今回の発表では、この調査結果の分析として「精神的に問題を抱える人は社会から孤立しがちであるものの、何らかの社会的な結びつきを求める気持ちは強く、匿名性を保持しながら自分に合った社会的交流を可能にするメディアに引き寄せられるのは当然のこと」とのコメントが出されている。

同大学のGus Thompson博士は、Modayil氏の調査レポートを評価しつつ、通説とされている「長時間のインターネット利用は、引きこもりなど社会的な孤立をもたらし、精神的に悪い影響をもたらす」との既成概念を否定して、インターネットは「諸悪の根源と思われていたかもしれないが、実際は良薬であることが明らかになるかもしれない」と語り、精神的に難しい状況にある人々に大きな助けとなる可能性に言及した。

なお、インターネットやコンピュータゲームを始めとするマルチメディアが社会に与える影響を発表する最新号の隔月業界誌「Cyberpsychology and Behavior」に、今回の研究調査の詳細が掲載されている。真相の解明には、さらなる調査を重ねていく必要性もあると論じられた。


 原文そのまま。というのもYahoo!はしばらくすると原文が削除されるので。たぶんだめだとは思うが…

 情報メディア論で以前ネットゲームについて話をしていた時に自分が言ったことが出ていたのでちょっと紹介しただけで。
 インターネットが引きこもりなどの原因になっているというのはよく言われるが逆の説を唱えた人も珍しい。自分はそう考えていたんだけど…誰も理解してくれなかったし。ネットは社会復帰のきっかけになるし、自分の中では
「ネットで誰かと会話していることは外界と接触しているから引きこもりではない」
 というのが自分の見解。つまり自分の中では引きこもりというのは外界との接触を拒絶している人たちのこと。

 自分はネットでいろんな人と意見交換をしているし、身近な人たちにだけでなくこうやって自分の意見を全国、もしくは全世界に発信している。これは社会に対して参加しようという意志じゃないのだろうか。

 確かにいろいろと悪いところはあるかもしれない。けど現実だって悪いことだらけじゃないか。それを「だめだ」という人はいない。なぜか?
 簡単なこと。自分がいるから。自分がいる場所を否定すれば自分の存在の否定になる。自分はインターネットという世界で双希としての人格を持っている。現実とは違い積極的に自分の意見を公開する。
 インターネットは完全な悪じゃない。どこかにでも良い点があるはずだ。長所と短所というじゃないか。悪いところだって別の方向から見たら良いことだってある。何にでも言えることじゃないかと思う。

 ゲームもだめ、ネットもだめ、テレビもだめ。漫画も青少年の教育上よくないから検閲、小説はためになるからよし。だったら文庫本は?漫画みたいなものだからだめ。
 全部大人のエゴだ。禁止するのは楽だけど認めることはできない。他の見方ができることができればもっと良い方法があると思うのだが。

 たぶんこの意見には反対意見が多数来るだろう。それでもこの人には自分の意見を貫いて欲しいと思う。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索