校門に向かって挨拶をするのは当然…か
2004年5月19日 教育学部の日々 レポート終了後NKと学食で早めに飯を食う。
そこでちょっと話を切り出す。
「そういえばそっちの実習校って校門で礼をした?」
『しないけど』
「やっぱりか…」
自分の実習校では登下校で礼をするの義務となっている。守衛さんではなく校門に対して。守衛さんにももちろん挨拶をするけど…
しかし、無機物に挨拶はどうかと正直思う。
日本では「八百万の神」と言われているように、ものには神様が宿っているという考えが昔からある。箸供養などもこの一種。洪水などが起きないように水神にお供え物をするのも水に神がいるという考えから。
そういう事から出ていればいいのだろうが…どう考えてもおかしい。
本当は実習生は実習校の悪評などを書いてはいけない決まりになっているのだが…悪評ではなく事実として書く事にする。そしてそれは自分の考えであって決して実習校の事を批判している訳ではない。
そして…こういう学校はまだあるのだから、少なくとも自分はそういう学校に通っていた。
小中学校でそういう事を自分も言われていた。ただ、その場合は
「学校に今日も一日お世話になるという意味と、今日も勉強を頑張るという意気込みを表すために」
が理由だった。ずいぶん前の事なので記憶がおぼろげだが。そういう感じだった。
だったら別に礼をしなくても…と思うわけだ。どういう事だろうな、これ。学校が神聖なものととらえられていたら今更こんな事は…と思う。
その代わりにいつも校門に立っている守衛さんに元気いっぱいに礼をしていこうよ、そして…先生が校門に立っていようよ。誰もいない校門に礼をするのはきついと思う。しなかったら怒られると思っているだろうから。
なんか…実習校の子が高校に行くとなじみにくいという理由が分かる気がする。
これが伝統だから…と言っているならそのままにしておけばいい。いつか…学校という閉鎖空間は外に出される事になる。その時に世間から奇異の目で見られたらいい。
学校は実際閉鎖空間だ。
教師と生徒だけで成り立つ世界で外部の人はほとんど入れない。公共機関でここまで閉鎖的な空間があるだろうか?学校開放と叫ばれていた時代が懐かしい…
自分たち実習生には守秘義務というものがつきまとう。それはその学校の生徒のプライバシーを守るためのものだから当然だ。
ただ、学校の体制批判などはいいだろう。自分たち実習生は…生徒の様に学校を移動する事はできない。先生の様に何か反発したら首という心配はない。単位が取れない可能性があるかもしれないが…
そんな閉鎖空間に入り込む事が出来る唯一の部外者。だったら自分たちが何か叫ばないと学校は変わらないんじゃないのか?
現場というものを知るためだろうが、それと同時にその現場を外の人に伝える役目もあると思う。
生徒のプライバシーなどを守って…最低限の事実だけは偽り無く伝えないといけない、そう思う。
そこでちょっと話を切り出す。
「そういえばそっちの実習校って校門で礼をした?」
『しないけど』
「やっぱりか…」
自分の実習校では登下校で礼をするの義務となっている。守衛さんではなく校門に対して。守衛さんにももちろん挨拶をするけど…
しかし、無機物に挨拶はどうかと正直思う。
日本では「八百万の神」と言われているように、ものには神様が宿っているという考えが昔からある。箸供養などもこの一種。洪水などが起きないように水神にお供え物をするのも水に神がいるという考えから。
そういう事から出ていればいいのだろうが…どう考えてもおかしい。
本当は実習生は実習校の悪評などを書いてはいけない決まりになっているのだが…悪評ではなく事実として書く事にする。そしてそれは自分の考えであって決して実習校の事を批判している訳ではない。
そして…こういう学校はまだあるのだから、少なくとも自分はそういう学校に通っていた。
小中学校でそういう事を自分も言われていた。ただ、その場合は
「学校に今日も一日お世話になるという意味と、今日も勉強を頑張るという意気込みを表すために」
が理由だった。ずいぶん前の事なので記憶がおぼろげだが。そういう感じだった。
だったら別に礼をしなくても…と思うわけだ。どういう事だろうな、これ。学校が神聖なものととらえられていたら今更こんな事は…と思う。
その代わりにいつも校門に立っている守衛さんに元気いっぱいに礼をしていこうよ、そして…先生が校門に立っていようよ。誰もいない校門に礼をするのはきついと思う。しなかったら怒られると思っているだろうから。
なんか…実習校の子が高校に行くとなじみにくいという理由が分かる気がする。
これが伝統だから…と言っているならそのままにしておけばいい。いつか…学校という閉鎖空間は外に出される事になる。その時に世間から奇異の目で見られたらいい。
学校は実際閉鎖空間だ。
教師と生徒だけで成り立つ世界で外部の人はほとんど入れない。公共機関でここまで閉鎖的な空間があるだろうか?学校開放と叫ばれていた時代が懐かしい…
自分たち実習生には守秘義務というものがつきまとう。それはその学校の生徒のプライバシーを守るためのものだから当然だ。
ただ、学校の体制批判などはいいだろう。自分たち実習生は…生徒の様に学校を移動する事はできない。先生の様に何か反発したら首という心配はない。単位が取れない可能性があるかもしれないが…
そんな閉鎖空間に入り込む事が出来る唯一の部外者。だったら自分たちが何か叫ばないと学校は変わらないんじゃないのか?
現場というものを知るためだろうが、それと同時にその現場を外の人に伝える役目もあると思う。
生徒のプライバシーなどを守って…最低限の事実だけは偽り無く伝えないといけない、そう思う。
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