いつもとちょっと違う所から。
 というか…文庫本の写真はでないんだけど、こういうのはちゃんと出るんだ。自分がいかにこういう本を読んでいないかが分かる。

 この本は講義でレポートを書くために読んでいたもので、半日で読み終わった。
 発行が2001年と若干古いが、今でもちゃんと通用する。他の講義で自分が生まれる前の本を読めと言われるよりはマシなことだ。
 ただ、やはり情報関係なのでちょっと古い感じは否めない。ISDNが主流というところとか、MS社の独禁法問題など。

 しかし、考えさせられることは多い。
 IT革命とかどうのことのと言われてきてはいるが、実際自分たちにどういう影響があるのかなどプラスの方しか見ていなかった。
 便利になるとか、楽になるとかそんなことを前面に出していて、裏を見ていなかった気がする。
 便利になる事で需要が無くなる所もある。自動車が走った時人力車は追いやられた。ガスが導入された時薪は売れなくなった。
 同じように、メールが使われる要になると郵便物は使われなくなった。ネットで情報が取れるから新聞を取らない学生も多くなってきた。

 明るい面に注目している中で何かが無くなっていく。そういう事もちゃんと書いている。今までの発展も同時に。

 パソコンの使い方など、使える本もいいけど、今の情報化社会と呼ばれる事時代、どういう技術が使われているか知るには良い本だと思う。

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