ISBN:4840227012 文庫 鎌池 和馬 メディアワークス 2004/06 ¥599
「超能力」が“一般科学”として認知された学園都市で、1人の巫女が囚われの身に……。
かつての敵・魔術師ステイルとともに救出作戦を決行する高校生・上条当麻の運命は!?
魔術師、吸血殺し(ディープブラッド)、禁書目録(インデックス)、そして、上条当麻。
すべての線が交差するとき、物語は始まる――。


 というわけで1週間で2札も購入するのはどうだろう、と思いつつ購入した今作品。

 正直…インデックスもディープブラッドもいてもいなくても良かった気がする。インデックスとかアイスをせがんだりって単なる子どもと一緒じゃないか!

 しかも記憶喪失になっていたはずの当麻は依然と変わらないし、しゃべり方も行動も。記憶はないけど知識はある事を執拗に強調しているが…
 読んでいて
「こいつ記憶喪失だったっけ?」
 なんて思う事も度々。確かに前作でああいうエンディングを迎えたのだから仕方ないと言ったら仕方ないか。

 話は戻して。
 前作が超能力と魔術の関係を語っているとすれば今回は「錬金術」についての事が中心になる。鋼のの様にこう派手さも何もないし、そもそも根本的に種類が違う。
 以前レポートで錬金術について書いたのだが、錬金術の目的は気を作る事にあらず。この世界の真理を知る事にある。そのことが中心。つまり、自分の頭の中でこの世界の真理、法則をそのまま想像する事が目的。
 それを術として唱えることができれば世界の全てを操る事ができる。しかし…考えたらそれは不可能。簡単に考えたら分かるが呪文が長すぎる。呪文ができていても詠唱できなければ意味が無い。

 そんな事が主。

 読んでいてまぁ…不完全燃焼かな。しかもまた美琴の出番ばっさりカット。後書きにも書いてあるんだけど…3巻では多分出番があるからがんばれ美琴。

 ちなみに…多分後書き読んだら大体の内容が分かるかと。

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