TV版とは全く異なったEDを迎えた劇場版。

 舞台はあの決戦から4年後…
 剣崎は清掃員として精を出し。
 虎太郎は有名作家として成功し。
 睦月は現在就職活動をし。
 平瀬さんは結婚を目前にし。
 アンデットを全て封印し、個々に平和な日々が訪れた。

 …はずだった。

 突如として街に現れたアンデット。
 唖然とする剣崎。変身する事も出来ず、生身で戦うが対抗できるはずも無く…
 そこに仮面ライダーが登場する。
 見たことも無い、新たな3人のライダー。
「素人が手出ししないでよ」
 アンデットを封印し、そう言い放ち立ち去っていく。
 彼らの後をつけて付いたところにいた人物は橘さん、その人だった。

「もう一人のジョーカーによってアンデットの封印が解かれた」
 53枚のカード。
 しかしトランプには…そう、当然のごとくジョーカーは二枚存在する。
 ジョーカーはまだ一人いたのだ。
 全部封印したと思っていたアンデットはまだ生き残っていた。

 一体ジョーカーは誰に変身しているのか。
 そのジョーカーの目的とは一体何なのか。

 TV版とは全く異なった話の進みは楽しめるのではないだろうか。

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 ここからは自分の感想でも述べる事にしよう。

 実際のところ
「物足りないな」
 というのが印象。
 どうも消化不良の部分が多い。

 Aが無いのにどうして新ライダー陣は変身が出来ているのかが一番の問題だと思うのだけど…
 自分はそこが気になった。

 あと、TVと比較するとジョーカーの扱いが若干異なる。
 TVでは
「やっほー、暴走だぜ!」
 なのにこっちは
「最終手段」
 となっている。
 始に意識があるのもそのせいだろう。
 
 まぁ全体としては面白い部類に入る。
 テンポが速すぎるせいで物足りないと感じるのだろう。
 もうちょっと、DVD2枚分とかになったらたぶん満足だったと思うのが残念なところ。

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