ISBN:4044707057 文庫 六塚 光 角川書店 2006/01/31 ¥660

 短編集ということだが、最初から最後まで一応話がつながっている。
 時間的には1学期ということなのだが…
 こんなに変な奴らが集まっているこの街は大丈夫なのかと心配になる

 あと、タマラセを盛った人たちが大量に出てくるわけで。
 クラゲだったり、しゃもじだったり、鉄球付きハンマーだったり、鏡だったり、特撮ヒーローのスーツだったり。
 …何でもありか、この能力は。
 まぁつまり
「能力はその人の想像力による」
 ということなのかな、と。
 特撮ヒーローとか完全にそういうものの類だなと。
 個人的にはそれもだけどこういう異能を身につけると絶対に使いたくなるのが人というものか。
 そういうことを暗に言っているのかと思ったり。
 特に人に見えないものであれば当然とも言うべきか。
 見えないものに大して人は恐怖感を抱くわけだし。
 優越感というものに浸れるからなぁ。

 まぁ今回も変な人たち満載なので
「こいつら本気か!」
 とつっこみながら楽しむのが良いかと。
 大体ボンクラって何かと思ったら…これは読んでのお楽しみってことで。
 本当にあほらしい。
 あ、これ褒め言葉。

 ところで気になるのだが…三助と夏月ってどういう関係なんだ?

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