▼とある魔術の禁書目録(インデックス)〈11〉
2006年10月21日 読書「えー、“来場者数ナンバーズ”の結果、あなたの指定数字は一等賞、見事ドンピシャです! 商品は『北イタリア五泊七日のペア旅行』、おめでとうございます!!」
大覇星祭最終日。“不幸”であることしか自慢できない男・上条当麻が、なんと海外旅行のペアチケットを引き当てた。
思いがけずやってきた幸運に、上条とインデックスのテンションは最高潮。そして舞台はアドリア海に浮かぶ『水の都』、ヴェネツィア本島へ! 憧れのイタリアンバカンスには、ドキドキ★ラブイベントもあったりして!?
上条当麻と幸運の女神が交差するとき、物語は始まる──!
いつの間にかこのシリーズも11巻へ。
電撃というと「いぬかみっ!」とか「灼眼のシャナ」と言った大御所と言われるものが中心だが、実は11巻って結構長寿。
上に挙げたいぬかみっ!は現在10巻である事を考えると地味に連載されているのがこれ。
なのに話がほとんど進んだ気がしないのはどうしてでしょうか?
今回はイタリア旅行編。
不幸を絵に描いたような上条くん。その彼が何故かイタリア旅行に当選。
もしかしたらパスポートが無いのではとか、飛行機が実は墜落するとか。そういう不幸な事しか頭に浮かばないがそんな困難も乗り越えて到着。
おおっ、今回不幸じゃないぞ?不幸だと言えるのは頭をかじられたぐらいか。それは日常だからノーカウント?
だがやはり不幸な奴は不幸で。
イタリアに着くと同時にツアーとはぐれ、そしたらイタリア語を話せるインデックスともはぐれ……やっぱり不幸だこの男。
そこでであったのがオルソラ。
以前「法の書」の騒動で出会ったローマ正教のシスター。
運良く彼女と出会ったことで、インデックスとも再会することが出来たのだがやはり不幸な男。この出会いがさらなる不幸を呼び寄せる事に。
という話。
今回は海外旅行。舞台を調べるのは大変だっただろうな、というのが正直な感想。
話としては夏に出したのはちょうど良いかと。海に飛び込んだり、氷が出てきたりで。
ただ、少々マンネリ化としてきた印象もある。
少しずつは話が進んでいるのだろうが、そこまで急展開ということがなかったので。
次回は何か展開があるようなので楽しみにしておこうと思う。
今回も楽しんで読むことが出来ましたとさ。
……読み終わるまでに2週間以上かかったが。
次はキノの旅っと。
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