ちょっと目を引いたので久しぶりに時事ニュースにコメントをしてみようと思う。

 元々の記事は
▼「プロフ始めました」中高生に広がる携帯自己紹介サイト(朝日新聞)
http://www.asahi.com/life/update/0308/009.html

利用者は自分のページに写真を掲載し、ハンドルネーム(ネット上の通称)や誕生日のほか、「好きな食べ物」「好きな芸能人」などの質問に答えることで、自己紹介文を作成できる
 というサービスらしい。
 以前はDiarynoteからHOMEで飛ばすことで自己紹介を書いていた人もいた気がする。
 なのでどういうサービスかは見たことがあったりで。

 中高生の間ではこのIDを教えて名刺代わりにしているらしい。初対面の友達とはこういうことを通じて自分のことを知ってもらおうというわけか。

 そのために自分の学校名、住所、連絡先を書く人がいるというのが一番問題だという。
 それに加えて
未成年者が「喫煙、飲酒をしている」と語る記述や、裸の写真を載せて「つきあってください」と援助交際を求める記述も少なくない。
 ということも書かれていたりするとか。
 結局問題は危機感がないことか。

 元々ネットは「誰が見ているか分からない」ことを意識しないとどうしても被害者になりやすい。少なくとも日本ではそう言える。
 それよりも先に「友達を作りたい」という興味から個人情報を書き込む。または「友達だけ見ている」と考えているのかもしれない。

 中々難しい問題なのは確か。
 記事でも書かれているのだが、こういうサービスを使っていること、もしかしたらあること自体を知らないかもしれない。
 そのため大人が対応することが難しいとのこと。いつの世も子どもの世界は大人とは別世界だったりするものだ。

 とここまで書いてみたがふと違和感が。
 記事の最初の部分にこう書いてある。
大人の目からは分かりにくい、携帯電話を介したネット利用に、教育関係者は頭を悩ませる
 この問題は教育問題なのか?
 学校に全く関係が無いとは言えないが、少なくとも学校だけでどうにか出来る問題ではないし。むしろ家庭の比重の方が大きいと思うのだが。
 ここで重要なのは子どもに知識を教えるだけではなく、大人にも知識を教える必要があることにそろそろ気づいても良い気がするのだが……

 子どもは友達を増やしたいと思う。それは関係を広げ、自分の世界を広げるためには必要なことだ。
 だが要らぬ知り合いを増やしてしまうデメリットを抱えてまでそういうことをする必要があるのか。それを改めて考えて欲しいと思った。

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