宮崎ケーブルテレビが運営する電子メールサーバーに障害が発生し、6日午後から7日午前まで約18時間にわたって契約者のメールの送受信がしにくい状態が続いた。同社は「契約者に新種ウイルス『マイドゥーム』の感染が広がり、サーバーに負荷がかかったのが原因」とみている。約100件の苦情があったという。(毎日新聞)

 ここにはなかったのでYahooから引っ張ってきた。

 さて、この問題…実は以前都城ケーブルTVが似たような不祥事を起こしたことがある。知っている人は知っているのだがブラスターの時…
 サーバー自体がブラスターでやられてしまった経験がある。今度は宮崎ケーブルTVか。宮崎はウイルスに弱いのか?ちなみにここを使っている友人にメッセで話を聞こうと思ったがわからないそうだ。…使用者がわからないとはどういうことだろう、とウイルスよりこっちの方が気になる。

 まぁいろいろと言われているが原因の一つにサーバー管理の甘さがあるのかもしれない。
 都城の場合だがあの時は担当者が何もできなかったという。ほとんど初心者と言われていたらしいが…真相を知っているわけではないので何も言えないが。
 今回は利用者が問題を起こしたようだ。何を考えているのだか。それでもサーバーの方でそういうメールを削除していればどうにかなった問題。そしてそれを呼びかけるメールを利用者に送っていたら少しは負担がかからなかったと思う。

 今回のウイルスが発生というニュースはあまり注目されなかったようだ。ブラスターは電源が切れるという症状があったためだろうか。何にしても利用者がちゃんと考えないといけないのは言うまでもない。
 自分はというとまずOutlookを使わない。ついでにNorton組み込んで毎日アップデート、と。以前ウイルスで一度アテナがやられかけた経験があるのでそれ以来ちゃんとするようにしている。
 やられてから治療よりもやられないようにすることが重要。人間もパソコンも一緒のことだ。

 今情報メディア論のレポートを書いているところだが、パソコンでネットをしない理由のひとつに「ウイルスが怖い」とある。確かにそれはそうだし、絶対にかからないとも言えない。
 けどそれは事前に対策を取ることでできるだけ確率を下げることはできる。かかっても除去ツールなどがある。

 ウイルスはなくならないと思う。便利なものには裏の面が必ずある。それは理解しておかないといけないだろう。
 今すぐとは言わないがウイルス定義などのアップデートをしておくべきだろう。かかってからでは遅い。パソコンが壊れたら直せばいいじゃすまないものだ。データという思い出がなくなりたくないならなおさら。

 自分は後でバックアップでも取っておこうと思う。
02月05日付 朝日新聞の報道「「先生は政治より生徒の教育を」 高校生請願提出で首相」へのコメント:

 小泉首相は5日のイラク問題を審議する参院特別委員会で、イラクへの自衛隊派遣の意義を学校で教育するよう求めた自身の発言に関連し「先生方が、自衛隊は戦争に行くんです、武力行使です、憲法違反ですと言ったら問題だ」と述べた。

 首相は2日、高校生らがイラクからの自衛隊撤退などを求める請願書を内閣府に提出したことをめぐり、「自衛隊は平和的に貢献する。先生もよく生徒さんに話さないとね」と記者団に述べた。この発言について斎藤勁氏(民主)が特別委で「強制的に受け止められるとしたら問題だ」と追及したが、首相は「先生は政治活動より生徒の教育に精を出してほしい」。

 ただ、首相発言をめぐっては、周辺からも「言い過ぎだ」との指摘がある。首相自身、言い過ぎたと思ったのか、同日夜には記者団に「賛否両論ある。議論するのはいいんじゃないですか。政治参加のいい勉強材料になる」と軌道修正。「押しつけるわけではない」と4回も繰り返した。


 やはりというべきだろうか。予想していたとおりになった。別に自分に予知能力があるというわけでもなく、常識から考えて。
「自衛隊は平和的に貢献する。先生もよく生徒さんに話さないとね」
 などと言えば当然だろう。
 どうして謝罪したかちょっと説明すると教育は政治と分断していなければならないということがあるから。戦時中政治と教育が密接につながりすぎた経験を反省し決まったこと。
 高校の時、隣のクラスである生徒が選挙用のポスターを教室に貼っていたことでかなり問題になったことをおぼえている。つまり政治と教育は絶対につながっていていけない。

 なのによりにもよって首相が上のような発言をするのだから問題は大きい。それがあまり大きく取り上げられなかったことはそういうことが知られていない証拠なのだろうか。

 「押しつけるわけではない」と4回も強調していたところを見ると押しつけていたんだな、と冷静に考えてしまう。いろいろ問題発言が多い首相だ。

 そもそもこういう発言をすることから考えて教育にはほとんど関心がないのだろう。国立大学と日本育英会の独立行政法人化をする時点で問題が大ありだ。おかげで今年の受験者数は激減…
 理科は今年1.7倍らしい。少ない…自分たちの時は6倍近くあったものだが。人気落ちたな。

 以前書いたがもう一度書くことにしよう。
 まだ学生だが…今の状態が続けば確実にいろいろな問題が今以上にでてくるはず。教師の未熟者から見てもこういう状態なのに…
 一応自分が今考えていることについて列挙しておく。
○大学の授業料が高くなるのは確実(今の上昇中)
○奨学金制度はたぶん危ない
○小学生はゆとり教育でゆとりがなくなる
○大学生のレベル低下
○高校生の詰め込み教育の強化
○大学の統廃合

 ぐらい。自分の考えなので別にそれが騒がれているわけではない。ただ、考えていることだけで…どれか一つ当たったらいい方だと思う。
 少なくとも…教育を二の次に考えている今の国はもうだめだろう。あと20年後、今の教育制度がどうたたえられているか楽しみだ。
 できたら教員にならないようにしたいものだが。上がこれじゃいいことなさそうだし。
 
02月02日付 朝日新聞の報道「高校生から自衛隊撤退求める署名 首相、教育論で反論」へのコメント:

 なにやらおもしろい話題なので食いついてみる。
 アサヒ・コムによると高校生は宮崎県内の女子高生らしい。ついでに三股ということは都城のすぐお隣さん。そういえば高校の時三股から通学していた友達がいたな、とちょっと思い出したり。

 自分は署名活動など賛成。武力などで訴えないことがいいと思うが説得力がどうしてもない。提出してもただの形式的なこと、と受け取られるのが残念だが。
 今回も総理は「読んでいない」と。それはまぁあっさり言っているわけで。忙しいから読めないのはわかるがさっと目を通したと言ってもいいのではないだろうか。
「首相は忙しいから当たり前。高校生の去れごとなど聞いている暇などない」
 とでもいいだけだ。ただ、それでいいのか?

「若い力が今からは必要」
 などと言っておきながら若い人の発言を突き返す。それがこの世の中の習わしとでもいうのだろうか。
 若い力を大切にする一方で反抗的な発言はつぶすことが正しいとするなら今の若い人たちは次第に発言することをなくしていくだろう。
 せっかくこの高校生は自分から活動した。それを黙殺することで何が得られるだろうか。やり遂げたという充実感に残ったのは何だったのだろうか。
 今村さんがどういう心境にあるのか察してもよかっただろうに。

 それでも総理の発言には一理ある部分もある。
「この世の中、善意の人間だけで成り立っているわけじゃない」
 その通りだ。何でも善意で解決できることはない。相手を悪だと認めたら自分も悪と言われてもそれをつぶす必要がある。警察だって秩序のためと働いても一般市民からは避難を浴びるし、教師だってそうだろう。

 しかし自分が注目した発言はこの後にある。
「イラクの事情を説明して、国際政治、複雑だなぁという点を、先生がもっと生徒に教えるべきですね」
 イラクの事情と言っても実際にイラクに行った教師が教えるわけでもない。そして国さえも正確な状況がわからないことをどう教えればいいのだろうか。
 まさか首相にもなって『学習指導要領』というものがあることを忘れてはいまい。それに従い教育をするというのが国の方針だろう。
 総理に聞くとすれば
「どこでその事実を伝えればいいか」
 となる。高校で時事問題を扱うのは現代社会。それ甲斐だと地理で少々触れる程度。それはごく一部の人に限られる。自分が高校生だった頃を思い出してもそんなことを教えてもらった記憶はどこにもない。

 今のアメリカとイラクなどの状況を見て自分が感じていること。それは総理と逆に国際政治は簡単だということ。
 単純な話だ。
「自分たちに反対する国を力ずくで降伏させ、何か理由を無理矢理こじつける」
 それだけのことだろ?話し合いじゃ何も解決できないんじゃない、力で負かす方が簡単だからだ。

 それに真っ向から対立するかのように文章で国を動かそうとした高校生の方が総理よりも国際事情というものをわかっているのではないかと思って仕方ない。

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