▼ガーゴイルおるたなてぃぶ
2006年8月8日 読書
ISBN:4757728662 文庫 日向 悠二 エンターブレイン 2006/07/29 ¥609
吉永さん家とは別なガーゴイルのお話。
微妙にリンクしているので、別バージョンと言ってもそこまで別というわけではなく。
どちらかというと、描けなかった部分を書いてみたという感じかもしれない。
少しネタばれになるが、錬金術と古科学との確執など。
吉永さん家のガーゴイル(以下本編)ではガーゴイルを中心として、周りに錬金術師がいるという構成だが、こちらは異なっていて
「錬金術師(ヒカル)と自動人形(ガー助)が一緒に戦う」
というもの。
一言で言うと錬金術師としては変。
というもの錬金術自体が「人間が楽をするためのもの」であるから。
そして自動人形単独の方が強いから。
どうしてそうなるかは読んでからのお楽しみということで。
もう一つのガーゴイルの物語、というのは偽りではない。
だが作中の
「ガーゴイルはガーゴイルでもあっちとは別物」
同じ自動人形であり、同じ名前を冠するものであっても存在意義は別物。
その人にはその人しか出来ないことがあるのでは、というのがメッセージのような気がする。
さて、自分の出来ることとは一体何だろうか。
吉永さん家とは別なガーゴイルのお話。
微妙にリンクしているので、別バージョンと言ってもそこまで別というわけではなく。
どちらかというと、描けなかった部分を書いてみたという感じかもしれない。
少しネタばれになるが、錬金術と古科学との確執など。
吉永さん家のガーゴイル(以下本編)ではガーゴイルを中心として、周りに錬金術師がいるという構成だが、こちらは異なっていて
「錬金術師(ヒカル)と自動人形(ガー助)が一緒に戦う」
というもの。
一言で言うと錬金術師としては変。
というもの錬金術自体が「人間が楽をするためのもの」であるから。
そして自動人形単独の方が強いから。
どうしてそうなるかは読んでからのお楽しみということで。
もう一つのガーゴイルの物語、というのは偽りではない。
だが作中の
「ガーゴイルはガーゴイルでもあっちとは別物」
同じ自動人形であり、同じ名前を冠するものであっても存在意義は別物。
その人にはその人しか出来ないことがあるのでは、というのがメッセージのような気がする。
さて、自分の出来ることとは一体何だろうか。
ISBN:4861461154 単行本(ソフトカバー) 萌え武器制作委員会 イーグルパブリシング 2006/06/21 ¥1,470
買ってないです、というかこれのために1500円は痛い、自分には。
……今日ホビージャパンとわたしたちの田村くんで2000円使ったけどさ。
ということで立読みで。
これを読もうと思ったきっかけはこの人です
↓
http://diarynote.jp/d/46714/20060626/
どうしてくれるんですか!
A.どうもしません。
まぁそんなこんなで知った本で、あれば見てみたいと思ったところふと今日目に付いたので立読み。
確かに中身は結構真面目。
見開き左は武器の解説。
威力などが書いているが…目安程度で。
結構豆知識などが書いているので武器などに興味がある人は読んでいておもしろいかも。
右側は一面萌え系で。
と言っても、武器を持っているのが女の子というだけ。
……だけ、かな。
とりあえずそれが萌え萌えなのでしょうな。
絵で買っても、武器目的に買っても、資料目的で買っても大丈夫そう。
ただ、資料としては50種類程度では少ないかもしれないな…
どちらかというとぺらぺらとめくって、世界にはどんな武器があるのは見るのがオススメかも。
要するに資料というより、ちょっとマニアックな同人誌程度の認識で買う方が無難。
買った場合くれぐれも家族に見つかったりしないように。
ネタと笑いが取れる代わりに家族の仲にヒビが入る諸刃の剣になるかもしれないし…
買ってないです、というかこれのために1500円は痛い、自分には。
……今日ホビージャパンとわたしたちの田村くんで2000円使ったけどさ。
ということで立読みで。
これを読もうと思ったきっかけはこの人です
↓
http://diarynote.jp/d/46714/20060626/
どうしてくれるんですか!
A.どうもしません。
まぁそんなこんなで知った本で、あれば見てみたいと思ったところふと今日目に付いたので立読み。
確かに中身は結構真面目。
見開き左は武器の解説。
威力などが書いているが…目安程度で。
結構豆知識などが書いているので武器などに興味がある人は読んでいておもしろいかも。
右側は一面萌え系で。
と言っても、武器を持っているのが女の子というだけ。
……だけ、かな。
とりあえずそれが萌え萌えなのでしょうな。
絵で買っても、武器目的に買っても、資料目的で買っても大丈夫そう。
ただ、資料としては50種類程度では少ないかもしれないな…
どちらかというとぺらぺらとめくって、世界にはどんな武器があるのは見るのがオススメかも。
要するに資料というより、ちょっとマニアックな同人誌程度の認識で買う方が無難。
買った場合くれぐれも家族に見つかったりしないように。
ネタと笑いが取れる代わりに家族の仲にヒビが入る諸刃の剣になるかもしれないし…
ISBN:4840234388 文庫 竹宮 ゆゆこ メディアワークス 2006/05 ¥578
もう2巻が出たのか、と思ったら自分が購入したのが極端に遅かっただけという罠。
1巻を「変なコンビ誕生」と言うならば、2巻は「変なグループ誕生」と言えるかもしれない。
新キャラとして「川嶋亜美」という転校生が登場。
北島の幼なじみでモデル。
顔よし、スタイル良し、性格よし。
何もかもすばらしいと思いきや…
…何というか、こういう人いるよねっていう典型的な例の人。
川嶋が転校してきたことで手乗りタイガーこと「逢坂大河」の機嫌が猛烈に悪化。
そして大河とタッグを組むのは主人公「高須竜児」が片思いをする「櫛枝実乃梨」。
家庭的なドラゴン、竜児。
手乗りタイガー、大河。
天然系ダイエット戦士、櫛枝。
まるおこと、北島。
自称天然系モデル、川嶋。
そんな人たちの高校生活。
…前途多難という文字が真っ先に浮かんだのは自分だけ?
つか密かにいろいろなネタが仕込んであるので分かる人は分かるんだろうなぁと。
ゆっくりと手を挙げて、○を作るふりして×!
天井から水は振ってこないのか!と突っ込んだのは自分だけではないはず。
「……名前だってなんたらマーキュリーみたいな感じだからって……」
…あれですか、天才少女ですか?
月に代わってお仕置きする人のご友人ですか、と。
なんというか、こういう作品増えてきたよなぁと。
■高須竜児
片づけ好きで親切だが生まれつきの目の鋭さで威圧してしまうかわいそうな主人公。
「そ、それは……遺伝じゃねえかな……」
■逢坂大河
通称手乗りタイガー。
「このクソガキ……ボロ雑巾にしてやる」
■櫛枝実乃梨
天然。
「……星屑と消えた、ダイエット戦士の涙に捧ぐ……!」
■北島祐作
生徒会副委員長。
「今、我らの心がひとつに!」
■川嶋亜美
転校生でモデルで北島の幼なじみ。
「さあ……次は、なにを壊してやろうかなあ……」
もう2巻が出たのか、と思ったら自分が購入したのが極端に遅かっただけという罠。
1巻を「変なコンビ誕生」と言うならば、2巻は「変なグループ誕生」と言えるかもしれない。
新キャラとして「川嶋亜美」という転校生が登場。
北島の幼なじみでモデル。
顔よし、スタイル良し、性格よし。
何もかもすばらしいと思いきや…
…何というか、こういう人いるよねっていう典型的な例の人。
川嶋が転校してきたことで手乗りタイガーこと「逢坂大河」の機嫌が猛烈に悪化。
そして大河とタッグを組むのは主人公「高須竜児」が片思いをする「櫛枝実乃梨」。
家庭的なドラゴン、竜児。
手乗りタイガー、大河。
天然系ダイエット戦士、櫛枝。
まるおこと、北島。
自称天然系モデル、川嶋。
そんな人たちの高校生活。
…前途多難という文字が真っ先に浮かんだのは自分だけ?
つか密かにいろいろなネタが仕込んであるので分かる人は分かるんだろうなぁと。
ゆっくりと手を挙げて、○を作るふりして×!
天井から水は振ってこないのか!と突っ込んだのは自分だけではないはず。
「……名前だってなんたらマーキュリーみたいな感じだからって……」
…あれですか、天才少女ですか?
月に代わってお仕置きする人のご友人ですか、と。
なんというか、こういう作品増えてきたよなぁと。
■高須竜児
片づけ好きで親切だが生まれつきの目の鋭さで威圧してしまうかわいそうな主人公。
「そ、それは……遺伝じゃねえかな……」
■逢坂大河
通称手乗りタイガー。
「このクソガキ……ボロ雑巾にしてやる」
■櫛枝実乃梨
天然。
「……星屑と消えた、ダイエット戦士の涙に捧ぐ……!」
■北島祐作
生徒会副委員長。
「今、我らの心がひとつに!」
■川嶋亜美
転校生でモデルで北島の幼なじみ。
「さあ……次は、なにを壊してやろうかなあ……」
▼吉永さん家のガーゴイル〈3〉
2006年4月28日 読書
ISBN:4757718713 文庫 田口 仙年堂 エンターブレイン 2004/05 ¥672
これははまったな。
文章のリズム感もだが、敵も憎めないというか。
なかなか楽しんで読める。
所々に他のアニメやコミックなどのネタが仕込んであるのもなんとも。
2巻で出てきた百式などはどう見てもガンダムネタじゃないか。
今回出てきたメットもさりげなくマジンガーZに出てきそうだし。
そういう小ネタを見つけるのもまた一興。
3巻は植物のお話。
植物と話ができる機械を見つけたイヨ。
それを双葉に貸すことから始まる。
動物や石像などはガーゴイルが会話をする事ができる。
しかし植物とはできない…
そのデータ収集のために、と。
そして双葉は裏山から歌を耳にする。
澄んだ、人の声とは思えない歌。
それを歌っていたのは彼岸花の中に咲く黄色の鍾馗水仙。
彼女−その鍾馗水仙−に「ハナ子」と名付ける。
それから歌を聴きに裏山に行く毎日。
それを静かに、そして不安そうに見つめるガーゴイル。
一方再び奇妙な来客が訪れる。
ターバンを巻いたエジプトから来たヒッシャム。
彼は砂漠でも育つ事ができる植物を作ること。
そのテスト版として作られたのが「オシリス」
一度は撃退したものの再び来たオシリスは以前とは異なり…
動物と植物と無機物。
その関係が本来どうあるべきか。
そしてどうしてイーハトーブ式交換装置を使用し続けてはいけないのか。
その最後は少し切なく、そして和己が男らしく感じられる。
余談として。
イーハトーブとは宮沢賢治の作品の中で出てきた理想郷。
語源は岩手とドイツ語を交ぜた造語。
植物と動物が会話できるのはある意味で理想郷なのかもしれない。
これははまったな。
文章のリズム感もだが、敵も憎めないというか。
なかなか楽しんで読める。
所々に他のアニメやコミックなどのネタが仕込んであるのもなんとも。
2巻で出てきた百式などはどう見てもガンダムネタじゃないか。
今回出てきたメットもさりげなくマジンガーZに出てきそうだし。
そういう小ネタを見つけるのもまた一興。
3巻は植物のお話。
植物と話ができる機械を見つけたイヨ。
それを双葉に貸すことから始まる。
動物や石像などはガーゴイルが会話をする事ができる。
しかし植物とはできない…
そのデータ収集のために、と。
そして双葉は裏山から歌を耳にする。
澄んだ、人の声とは思えない歌。
それを歌っていたのは彼岸花の中に咲く黄色の鍾馗水仙。
彼女−その鍾馗水仙−に「ハナ子」と名付ける。
それから歌を聴きに裏山に行く毎日。
それを静かに、そして不安そうに見つめるガーゴイル。
一方再び奇妙な来客が訪れる。
ターバンを巻いたエジプトから来たヒッシャム。
彼は砂漠でも育つ事ができる植物を作ること。
そのテスト版として作られたのが「オシリス」
一度は撃退したものの再び来たオシリスは以前とは異なり…
動物と植物と無機物。
その関係が本来どうあるべきか。
そしてどうしてイーハトーブ式交換装置を使用し続けてはいけないのか。
その最後は少し切なく、そして和己が男らしく感じられる。
余談として。
イーハトーブとは宮沢賢治の作品の中で出てきた理想郷。
語源は岩手とドイツ語を交ぜた造語。
植物と動物が会話できるのはある意味で理想郷なのかもしれない。
ISBN:4840233535 文庫 竹宮 ゆゆこ メディアワークス 2006/03 ¥536
意外とおもしろいという意見があったので購入。
電車の中での暇つぶしになるかなと思いつつ…
王道というわけではないが、なかなかテンポがよくおもしろい。
主人公の竜児は目つきが悪いが、家事が得意。
手乗りタイガーこと大河は凶暴だが実はドジで、肝心な所で抜けている。
竜児の友人である北村は真面目一辺倒。
大河の友人の天然系実乃梨。
竜児は実乃梨が好きで見ているだけでも満足。
大河は北村の事が好きで、話すだけでもがちがちに。
そんな変な恋愛関係。
ふとしたことから竜児と大河は馴れ合いの関係に…
それから誤解は加速して。
といった王道ラブコメとでも言うのだろうか。
1巻だけではまだまだどうなるのは分からない。
竜児と大河、北村と実乃梨という全く予想が付かない人間関係。
それが今後どうなるかが予想が付かず楽しみではある。
意外とおもしろいという意見があったので購入。
電車の中での暇つぶしになるかなと思いつつ…
王道というわけではないが、なかなかテンポがよくおもしろい。
主人公の竜児は目つきが悪いが、家事が得意。
手乗りタイガーこと大河は凶暴だが実はドジで、肝心な所で抜けている。
竜児の友人である北村は真面目一辺倒。
大河の友人の天然系実乃梨。
竜児は実乃梨が好きで見ているだけでも満足。
大河は北村の事が好きで、話すだけでもがちがちに。
そんな変な恋愛関係。
ふとしたことから竜児と大河は馴れ合いの関係に…
それから誤解は加速して。
といった王道ラブコメとでも言うのだろうか。
1巻だけではまだまだどうなるのは分からない。
竜児と大河、北村と実乃梨という全く予想が付かない人間関係。
それが今後どうなるかが予想が付かず楽しみではある。
▼吉永さん家のガーゴイル
2006年4月13日 読書
ISBN:4757717016 文庫 田口 仙年堂 エンターブレイン 2004/01 ¥672
4月からアニメ化ということで、試しに読んでみた。
イラストが日向さんということもあったが、何より
「商店街の福引きでガーゴイルを当てた」
というところで購入決定。
どういう商店街ですか!
話は吉永さん家とその周りの人の話。
以上。
とか言ったら何か分からないな。
1巻ではガーゴイルがどうして吉永さんのところに来たかということで。
そしてガーゴイルが異常に頑丈。
どういう理屈か分からないが、町内だったら危険予知などが出来るということが書いてある。
「どういう理屈か分からないが」というのが良いのかもしれない。
これが「こういう原理で」と書かれていたら「本当にそういうことありなの?」という話になるだろうし。
それで話がややこしくなり、今後の展開が狭まる可能性が出てくる。
「そういうもの」として読めば問題なし。
ただ、ガーくんの欠点というか、仕方ないのだが…
戦闘シーンが悲しいほどシンプルなのよね。
だって石像だから動けない。
飛べても手足は動かない。
だからこそシンプルな感じで良いのだけど。
目からビームとかどっかの誰かさん(http://www.broccoli.co.jp/dejiko/profile/dejiko.html)のようじゃないか。
取りあえず一家に一台欲しいな、ガーゴイル。
▼吉永和己
5割の確率で女性と間違われる高校生。
たぶん一番まともな人。
キレると最強。
好きな言葉は「大切なものは目に見えないもの」。
▼吉永双葉
5割以上の確率で男と間違われる小学生。
和己の妹。
特技はプロレスで、得意技は小柄な体型を生かしたドロップキック。
好きな言葉は「先手必勝」。
▼ガーゴイル
福引きの景品として吉永家にやってきた。
真面目な性格で、吉永家を守る事を第一としている。
好きな言葉は「話せば分かる」。
▼高原イヨ
錬金術師で、アンティークショップを経営。
ガーゴイルを福引きの賞品にした張本人。
実はすごい人らしいが、そういう面が一切見えないのが何とも。
好きな言葉は特に無し。
▼東宮天祢
社長さん。
ケルプという自動石像を作成。
好きな言葉は「臥薪嘗胆」。
▼ママ
たぶん吉永家最強の人。
朝から子どもたちに平然とプロレス技をかける大胆な一面も。
▼パパ
取りあえず影が薄い。
▼小野寺美森
双葉の同級生。
盲導犬エイバリーを「少尉」と呼ぶ。
▼エイバリー少尉
美森の父親の盲導犬。
かなり賢い。
戦争映画が好きで、そこで出てきた同じ名前の「エイバリー」が少尉だったことから美森から少尉と呼ばれる。
4月からアニメ化ということで、試しに読んでみた。
イラストが日向さんということもあったが、何より
「商店街の福引きでガーゴイルを当てた」
というところで購入決定。
どういう商店街ですか!
話は吉永さん家とその周りの人の話。
以上。
とか言ったら何か分からないな。
1巻ではガーゴイルがどうして吉永さんのところに来たかということで。
そしてガーゴイルが異常に頑丈。
どういう理屈か分からないが、町内だったら危険予知などが出来るということが書いてある。
「どういう理屈か分からないが」というのが良いのかもしれない。
これが「こういう原理で」と書かれていたら「本当にそういうことありなの?」という話になるだろうし。
それで話がややこしくなり、今後の展開が狭まる可能性が出てくる。
「そういうもの」として読めば問題なし。
ただ、ガーくんの欠点というか、仕方ないのだが…
戦闘シーンが悲しいほどシンプルなのよね。
だって石像だから動けない。
飛べても手足は動かない。
だからこそシンプルな感じで良いのだけど。
目からビームとかどっかの誰かさん(http://www.broccoli.co.jp/dejiko/profile/dejiko.html)のようじゃないか。
取りあえず一家に一台欲しいな、ガーゴイル。
▼吉永和己
5割の確率で女性と間違われる高校生。
たぶん一番まともな人。
キレると最強。
好きな言葉は「大切なものは目に見えないもの」。
▼吉永双葉
5割以上の確率で男と間違われる小学生。
和己の妹。
特技はプロレスで、得意技は小柄な体型を生かしたドロップキック。
好きな言葉は「先手必勝」。
▼ガーゴイル
福引きの景品として吉永家にやってきた。
真面目な性格で、吉永家を守る事を第一としている。
好きな言葉は「話せば分かる」。
▼高原イヨ
錬金術師で、アンティークショップを経営。
ガーゴイルを福引きの賞品にした張本人。
実はすごい人らしいが、そういう面が一切見えないのが何とも。
好きな言葉は特に無し。
▼東宮天祢
社長さん。
ケルプという自動石像を作成。
好きな言葉は「臥薪嘗胆」。
▼ママ
たぶん吉永家最強の人。
朝から子どもたちに平然とプロレス技をかける大胆な一面も。
▼パパ
取りあえず影が薄い。
▼小野寺美森
双葉の同級生。
盲導犬エイバリーを「少尉」と呼ぶ。
▼エイバリー少尉
美森の父親の盲導犬。
かなり賢い。
戦争映画が好きで、そこで出てきた同じ名前の「エイバリー」が少尉だったことから美森から少尉と呼ばれる。
▼タマラセ 幼馴染はドラゴンを喚ぶ
2006年4月1日 読書
ISBN:4044707065 文庫 六塚 光 角川書店 2006/03/31 ¥660
ふむ、まだ画像が無いわけか。
仕方ないな…こればかりは。
今回で6巻目になり、連載から2年が経過。
自分が始めてこの作品を知ったのはブックオフだった。
100円のコーナーに初回限定のブックカバーが付いていて
「これはお得だ」
と思い購入したのがきっかけだったことを覚えている。
そして硫黄島に行く途中で読んでいたっけなぁ。
2巻まで中古で購入したが、それからは新刊で購入。
なかなか楽しませてもらった。
内容は最終回にふさわしい話だったように思える。
今まで「こいつらどうしているのかな〜」と思った奴らがぞろぞろ出てきたり。
そして消えていくといういつものパターン。
戦闘や変形など若干生々しいところもあったが…
(変形がどうして生々しいかは読んでみないと分からない)
そして今までの話の中核にどんどん踏み込んでいく。
五月さんを殺した真犯人などなど。
最終巻で一気に謎が解けるのは快感というか、意外な結末でびっくりだったり。
自分の中ではこの作品はお薦め。
話が生々しいというのか作者も承知済み。
しかしそこまでグロイ表現は無いので…足が切断とか、骨が折れるとか、腕がちぎれるとかそんなところ。
…意外とグロイかも。
そういうとこもがあるが、何よりも話がスムーズに頭に入る。
よく最初の巻で細かいところまで説明するものがあるがこれはほとんど無し。
基本的なところを序盤で軽く説明し、それを何度か繰り返して説明補充する。
込み入ったところは2巻の後半程度からにし、それを徐々に深めていくという手法をとっている。
こうすることで一気に覚え無くてもそのうち何となくつながってくるわけで。
なのでしばらく時間をおいていても
「確かこういうことだったな」
と思い出すことができる。
なかなかまねができない方法だと思う。
ただし、自分にとってそれ以上に難関だったのが名前。
ただでさえ名前を覚えることが苦手な自分にとって漢字で、しかも読みが難しいものが出てくると胴嫁が良いのかぱらぱらとめくり返すことになる。
それだけが大変だったかな〜
あとはすいすい読めたのでストレスもなかったが。
とりあえず次回作に期待。
いつ出るのか楽しみに待っておこうっと。
ふむ、まだ画像が無いわけか。
仕方ないな…こればかりは。
今回で6巻目になり、連載から2年が経過。
自分が始めてこの作品を知ったのはブックオフだった。
100円のコーナーに初回限定のブックカバーが付いていて
「これはお得だ」
と思い購入したのがきっかけだったことを覚えている。
そして硫黄島に行く途中で読んでいたっけなぁ。
2巻まで中古で購入したが、それからは新刊で購入。
なかなか楽しませてもらった。
内容は最終回にふさわしい話だったように思える。
今まで「こいつらどうしているのかな〜」と思った奴らがぞろぞろ出てきたり。
そして消えていくといういつものパターン。
戦闘や変形など若干生々しいところもあったが…
(変形がどうして生々しいかは読んでみないと分からない)
そして今までの話の中核にどんどん踏み込んでいく。
五月さんを殺した真犯人などなど。
最終巻で一気に謎が解けるのは快感というか、意外な結末でびっくりだったり。
自分の中ではこの作品はお薦め。
話が生々しいというのか作者も承知済み。
しかしそこまでグロイ表現は無いので…足が切断とか、骨が折れるとか、腕がちぎれるとかそんなところ。
…意外とグロイかも。
そういうとこもがあるが、何よりも話がスムーズに頭に入る。
よく最初の巻で細かいところまで説明するものがあるがこれはほとんど無し。
基本的なところを序盤で軽く説明し、それを何度か繰り返して説明補充する。
込み入ったところは2巻の後半程度からにし、それを徐々に深めていくという手法をとっている。
こうすることで一気に覚え無くてもそのうち何となくつながってくるわけで。
なのでしばらく時間をおいていても
「確かこういうことだったな」
と思い出すことができる。
なかなかまねができない方法だと思う。
ただし、自分にとってそれ以上に難関だったのが名前。
ただでさえ名前を覚えることが苦手な自分にとって漢字で、しかも読みが難しいものが出てくると胴嫁が良いのかぱらぱらとめくり返すことになる。
それだけが大変だったかな〜
あとはすいすい読めたのでストレスもなかったが。
とりあえず次回作に期待。
いつ出るのか楽しみに待っておこうっと。
▼マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号
2006年3月28日 読書
ISBN:4044720010 文庫 東 亮太 角川書店 2006/01/31 ¥560
何となく買ってみた本。
なんというか
「食パンを加えて登校している奴がどこにいる!」
と本屋で突っ込みをしてしまったので。
話は二転三転して最終的には
「この話最初どういうことだっけ?」
となる。
一気に読み進めないと分からないのだが、一気に読むと疲れる。
分割して読むと話を忘れる。
そんなところがあるが、話のテンションはなかなかのもの。
ハイテンションというか、それを超えているというか。
何よりキャラクターのインパクトがずば抜けている。
…誰かまともな奴はいないのか!と言いたくなるぐらい。
正義の味方と叫んでいるサイボーグ。
ある程度であれば外見を買えることができる男。
メイド服を着た保健係。
巨大ロボットに乗る男。
変身魔法少女。
少しの衝撃で記憶が吹っ飛ぶ転校生。
首をつっこんでいるわけではないのになぜか巻き添えになる主人公。
後書きにも書いてあるのだが、この作品の特徴として
「今まであるジャンルを全て混ぜた感じの作品」
キャラクターはその手のSFで出てくるようなキャラクターだし、話の展開もありきたりなSF。
しかし何より斬新なのがそういう「テーマ」で書くのでは無く「テーマを混ぜて新しい分野を作っている」ところではないかと。
そんな感じで登校初日に食パンくわえて登校中に男子生徒に衝突!しかもこの人は同級生!
なんて話はこの作品の前ではインパクトを失うのですよ…
何となく買ってみた本。
なんというか
「食パンを加えて登校している奴がどこにいる!」
と本屋で突っ込みをしてしまったので。
話は二転三転して最終的には
「この話最初どういうことだっけ?」
となる。
一気に読み進めないと分からないのだが、一気に読むと疲れる。
分割して読むと話を忘れる。
そんなところがあるが、話のテンションはなかなかのもの。
ハイテンションというか、それを超えているというか。
何よりキャラクターのインパクトがずば抜けている。
…誰かまともな奴はいないのか!と言いたくなるぐらい。
正義の味方と叫んでいるサイボーグ。
ある程度であれば外見を買えることができる男。
メイド服を着た保健係。
巨大ロボットに乗る男。
変身魔法少女。
少しの衝撃で記憶が吹っ飛ぶ転校生。
首をつっこんでいるわけではないのになぜか巻き添えになる主人公。
後書きにも書いてあるのだが、この作品の特徴として
「今まであるジャンルを全て混ぜた感じの作品」
キャラクターはその手のSFで出てくるようなキャラクターだし、話の展開もありきたりなSF。
しかし何より斬新なのがそういう「テーマ」で書くのでは無く「テーマを混ぜて新しい分野を作っている」ところではないかと。
そんな感じで登校初日に食パンくわえて登校中に男子生徒に衝突!しかもこの人は同級生!
なんて話はこの作品の前ではインパクトを失うのですよ…
▼半分の月がのぼる空〈6〉
2006年2月19日 読書
ISBN:4840233063 文庫 橋本 紡 メディアワークス 2006/02 ¥557
本来橋本さんは書かない予定だったらしい、第6巻。
というのも5巻のあれで完結しても良いのではないかと思ったかららしい…
しかしちゃんと終わらせようとかで。
里香は無事に退院し、学校に通ったり。
しかし当然のことだが単位は0。
従って編入と言っても1年から。
18歳の高校1年生。
高校時代は1歳の差さえ大きく感じる。
本来なら3年生のはずの人がそこにいるわけで。
となると必然的に浮く…
その中でボス格の生徒と対立。
まぁ結果は見えているのだが…
一方裕一はというと。
無事留年。
現在高校2年生。
復帰試験の時に熱を出し、試験を休んでしまった。
ということで無事に留年。
2年生の中でやはり浮きまくって、先輩扱いされている。
みゆきや司、山西は無事に進学し、そして進学か就職かという道を選択することになる。
思えば自分も4年前、そういうことがあったなぁと。
友人たちは福岡とか大阪に行くとかで。
鹿児島だって田舎だからまぁ都会というものにあこがれたり。
そんなことがあったな、と。
病院では夏目と亜希子さんは裕一と里香がいない病院でせっせと働いている。
そんな中夏目はシカゴの病院から誘いを受ける。
そういう感じで里香たちの退院後の話。
全員が全員では無いが、今後の進路などについて考えている話。
まぁ正直読んでいて
「自分ってどうなんよ?」
と思ってしまい少々切なくなったが。
本来橋本さんは書かない予定だったらしい、第6巻。
というのも5巻のあれで完結しても良いのではないかと思ったかららしい…
しかしちゃんと終わらせようとかで。
里香は無事に退院し、学校に通ったり。
しかし当然のことだが単位は0。
従って編入と言っても1年から。
18歳の高校1年生。
高校時代は1歳の差さえ大きく感じる。
本来なら3年生のはずの人がそこにいるわけで。
となると必然的に浮く…
その中でボス格の生徒と対立。
まぁ結果は見えているのだが…
一方裕一はというと。
無事留年。
現在高校2年生。
復帰試験の時に熱を出し、試験を休んでしまった。
ということで無事に留年。
2年生の中でやはり浮きまくって、先輩扱いされている。
みゆきや司、山西は無事に進学し、そして進学か就職かという道を選択することになる。
思えば自分も4年前、そういうことがあったなぁと。
友人たちは福岡とか大阪に行くとかで。
鹿児島だって田舎だからまぁ都会というものにあこがれたり。
そんなことがあったな、と。
病院では夏目と亜希子さんは裕一と里香がいない病院でせっせと働いている。
そんな中夏目はシカゴの病院から誘いを受ける。
そういう感じで里香たちの退院後の話。
全員が全員では無いが、今後の進路などについて考えている話。
まぁ正直読んでいて
「自分ってどうなんよ?」
と思ってしまい少々切なくなったが。
▼砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
2006年1月28日 読書
ISBN:4829162767 文庫 桜庭 一樹 富士見書房 2004/11 ¥525
サブタイトル「A Lollypop or A Bullet(あめ玉か実弾か)」
以前何かの雑誌で話題になっていたので読んでみた。
Misumiで平積みされていたのを見て、立ち読みして何となく惹かれるものがあったから。
読み終わって一つ言うなら
「話の内容は砂糖菓子のように甘くない」
甘くもなければ辛くも無い。
どちらかというと鉄の味がするかもしれない。
「青春暗黒ミステリー」というよく分からないジャンルだが確かに暗黒っぽい。
9月、当然一人の女の子が転校してきた。
海野藻屑(うみの もくず)。
一昔前ヒットした芸能人の娘。
しかしこの娘変わっていた。
『ぼく人魚だから』
自称人魚。
明らかに変人。
それが山田なぎさの第一印象。
しかし生きるためには必要ないと割り切り無関心に徹しようとする。
目があって第一声が
『死んじゃえ』
現実を生きるために実弾を撃つなぎさ。
現実を生きるために飴玉を撃つ藻屑。
対照的な二人だが、対照的だからこそ惹かれるところがあるのかもしれない。
だけど…
本当はそんな友情を描いたものでは無い。
ひきこもり
母子家庭
生活保護
動物虐待
児童虐待
そして殺人
最後まで読んでようやく意味が分かる。
砂糖菓子の弾丸がなぜ撃ち抜けないのかを。
サブタイトル「A Lollypop or A Bullet(あめ玉か実弾か)」
以前何かの雑誌で話題になっていたので読んでみた。
Misumiで平積みされていたのを見て、立ち読みして何となく惹かれるものがあったから。
読み終わって一つ言うなら
「話の内容は砂糖菓子のように甘くない」
甘くもなければ辛くも無い。
どちらかというと鉄の味がするかもしれない。
「青春暗黒ミステリー」というよく分からないジャンルだが確かに暗黒っぽい。
9月、当然一人の女の子が転校してきた。
海野藻屑(うみの もくず)。
一昔前ヒットした芸能人の娘。
しかしこの娘変わっていた。
『ぼく人魚だから』
自称人魚。
明らかに変人。
それが山田なぎさの第一印象。
しかし生きるためには必要ないと割り切り無関心に徹しようとする。
目があって第一声が
『死んじゃえ』
現実を生きるために実弾を撃つなぎさ。
現実を生きるために飴玉を撃つ藻屑。
対照的な二人だが、対照的だからこそ惹かれるところがあるのかもしれない。
だけど…
本当はそんな友情を描いたものでは無い。
ひきこもり
母子家庭
生活保護
動物虐待
児童虐待
そして殺人
最後まで読んでようやく意味が分かる。
砂糖菓子の弾丸がなぜ撃ち抜けないのかを。
▼よくわかる現代魔法
2006年1月3日 読書 コメント (2)
ISBN:4086301636 文庫 桜坂 洋 集英社 2003/12 ¥670
最近こう…プログラムとか、ラノベとかそういう方面のレビューが多い気がする。
気のせいであると良いのだが…
一応この本は自分一押しということで。
終わりのクロニクルはどうしても薦めにくいわけで。
あの厚さと長さを見たら大体の人は引くから。
この現代魔法の方は話がある程度わかりやすいのが特徴かもしれない。
ただし、一部の人はわかりにくい。
そのわかりにくいタイプの人こそこの話の主人公と一緒のタイプ。
「機械音痴」
パソコンの電源を入れるのも駄目で、電話さえ「ボタンが多い」機械に入るほどの機械音痴の「こよみ」。
そこまでいかなくとも機械音痴の人はいるはず。
そして彼女はそれに加えて「運動音痴」まで備えている。
何も無いところでずっこけるのが当たり前。
そのせいか体型は幼児体型で私服だと小学生に間違えられる。
高校生なのにね。
そんな人たちのことをおいていくかのように話はどんどん進む。
ある程度パソコン、特にプログラミングの知識があるとわかりやすい話。
そもそもプログラミングと魔法にどういう関係があるのかわからなければ話は進まない。
魔法というものは呪文を唱えたら一瞬で回復〜
なんて万能のものではない。
電撃文庫の「とある魔術の禁書目録」でも言われているが魔法とは非常に地味なものらしい。
現代魔法の方では体内にある電気信号を繰り返し流すことで別の世界(レイヤー)の物理法則をこの世に出現させることが魔法とされている。
呪文は気分を高揚させより条件が成り立ちやすいようにするためのもの。
筋肉に電気を流すのだから疲労するわけで。
たかが火をおこすぐらいだったらそんなことをするよりライターを使った方が早い。
現代の科学技術の発達に従い魔法は姿を消していく。
さて、ここで大体プログラミングとの関わりがわかった人は立ち読みをしてもらいたい。
キーワードは「電気信号」。
パソコンも人間と同じように電気信号を用いて動いている。
人間でなくともパソコンで繰り返し演算を行うことで魔法ができるというのが現代魔法。
この場合繰り返しで別世界とつなげるわけだが…
パソコンで動作させる場合コンパイル後マシン語に変換させる。
つまりプログラム言語で呪文を唱えても意味がない。
マシン語でどういう意味かを考えて打たないといけないため別の意味で難易度が上がるわけだ。
これら電気信号のことを「コード」という。
「ソースコード」と一緒だ。
そんな訳でパソコンがわからない主人公をおいていくようにカタカナ単語の羅列が続く。
こよみがようやく魔法が使えると思ったらできたのは
「たらいの召還」
プログラムはできない。
機械にはめっこう弱い。
幼児体型。
運動神経0。
特技はどんなコードでもたらいに変えてしまうという特殊体質。
そんな主人公がどうにかこうにか2歩進んで3歩下がるそんな魔法の勉強の物語。
■森下こよみ
運動音痴で機械音痴。
そして幼児体型。
そんな自分を変えたいと思って魔法を学ぶことにした。
努力熱心だけどたらいの召還だけで大丈夫なのか?
▼姉原美鎖
現代魔法の第一人者。最強の現代魔法使いとも言われる。
こよみの先生だが…あー、結構適当に教えてるよね、これ。
万人が自分のようにものわかりが良いと思う自己中心タイプ。
職業はプログラマ。
▼姉原聡史郎
美鎖の弟。
この作品中唯一と言って良いぐらいの常識人。
毎度毎度サバトに巻き込まれるかわいそうな人。
▼一ノ瀬弓子クリスティーナ
曾祖父が欧州のエクソシスト。
銀色の髪と紫の目を受け継いだ。
古代魔法の使い手で美鎖と相性が悪かったり。
▼坂崎嘉穂
こよみの同級生。
プログラムなど機械全般に強いが現代魔法を学ぶ気はゼロ。
「○○かと」が口癖。
最近こう…プログラムとか、ラノベとかそういう方面のレビューが多い気がする。
気のせいであると良いのだが…
一応この本は自分一押しということで。
終わりのクロニクルはどうしても薦めにくいわけで。
あの厚さと長さを見たら大体の人は引くから。
この現代魔法の方は話がある程度わかりやすいのが特徴かもしれない。
ただし、一部の人はわかりにくい。
そのわかりにくいタイプの人こそこの話の主人公と一緒のタイプ。
「機械音痴」
パソコンの電源を入れるのも駄目で、電話さえ「ボタンが多い」機械に入るほどの機械音痴の「こよみ」。
そこまでいかなくとも機械音痴の人はいるはず。
そして彼女はそれに加えて「運動音痴」まで備えている。
何も無いところでずっこけるのが当たり前。
そのせいか体型は幼児体型で私服だと小学生に間違えられる。
高校生なのにね。
そんな人たちのことをおいていくかのように話はどんどん進む。
ある程度パソコン、特にプログラミングの知識があるとわかりやすい話。
そもそもプログラミングと魔法にどういう関係があるのかわからなければ話は進まない。
魔法というものは呪文を唱えたら一瞬で回復〜
なんて万能のものではない。
電撃文庫の「とある魔術の禁書目録」でも言われているが魔法とは非常に地味なものらしい。
現代魔法の方では体内にある電気信号を繰り返し流すことで別の世界(レイヤー)の物理法則をこの世に出現させることが魔法とされている。
呪文は気分を高揚させより条件が成り立ちやすいようにするためのもの。
筋肉に電気を流すのだから疲労するわけで。
たかが火をおこすぐらいだったらそんなことをするよりライターを使った方が早い。
現代の科学技術の発達に従い魔法は姿を消していく。
さて、ここで大体プログラミングとの関わりがわかった人は立ち読みをしてもらいたい。
キーワードは「電気信号」。
パソコンも人間と同じように電気信号を用いて動いている。
人間でなくともパソコンで繰り返し演算を行うことで魔法ができるというのが現代魔法。
この場合繰り返しで別世界とつなげるわけだが…
パソコンで動作させる場合コンパイル後マシン語に変換させる。
つまりプログラム言語で呪文を唱えても意味がない。
マシン語でどういう意味かを考えて打たないといけないため別の意味で難易度が上がるわけだ。
これら電気信号のことを「コード」という。
「ソースコード」と一緒だ。
そんな訳でパソコンがわからない主人公をおいていくようにカタカナ単語の羅列が続く。
こよみがようやく魔法が使えると思ったらできたのは
「たらいの召還」
プログラムはできない。
機械にはめっこう弱い。
幼児体型。
運動神経0。
特技はどんなコードでもたらいに変えてしまうという特殊体質。
そんな主人公がどうにかこうにか2歩進んで3歩下がるそんな魔法の勉強の物語。
■森下こよみ
運動音痴で機械音痴。
そして幼児体型。
そんな自分を変えたいと思って魔法を学ぶことにした。
努力熱心だけどたらいの召還だけで大丈夫なのか?
▼姉原美鎖
現代魔法の第一人者。最強の現代魔法使いとも言われる。
こよみの先生だが…あー、結構適当に教えてるよね、これ。
万人が自分のようにものわかりが良いと思う自己中心タイプ。
職業はプログラマ。
▼姉原聡史郎
美鎖の弟。
この作品中唯一と言って良いぐらいの常識人。
毎度毎度サバトに巻き込まれるかわいそうな人。
▼一ノ瀬弓子クリスティーナ
曾祖父が欧州のエクソシスト。
銀色の髪と紫の目を受け継いだ。
古代魔法の使い手で美鎖と相性が悪かったり。
▼坂崎嘉穂
こよみの同級生。
プログラムなど機械全般に強いが現代魔法を学ぶ気はゼロ。
「○○かと」が口癖。
▼お兄ちゃんはプログラマ
2005年12月29日 読書 コメント (2)
ISBN:4774123595 単行本 藤山 哲人 技術評論社 2005/04/23 ¥1,659
年末にこんなもののレビュー書いて良いのだろうか、自分よ…
えー、以前龍樹さんに勘違いされたことがあったので太字で書いておこう。
買ってませんから。
立ち読みだけでぱらぱらと見てみたのだが、SEとかプログラマはどういう人たちかという話。
こういう本で学べることは少ないだろうけど。
むしろ知り合いのSEに話を聞いた方が良い気がする…
ということで、SEの人、立ち読みか何かしてレビュー書いてみませんか?と振ってみる。
さて、話の内容にでも触れておこう。
結構読み物としては難しい方かも。
少なくともSEに興味関心を持たないと分からない可能性が…
自分は正直難しく感じた。
現場を知らないから笑いどころが分からないし
「ゴールデンウィークは来客も電話もこないから働くにはもってこいなんだよ」
という台詞も笑えないし…
「げぇ〜マジですか?」
のテンションで読んでいた。
なかなか楽しいのだが、どこで萌えろと?
萌える以前にこう…修羅場の描画しか頭に残らなかったり。
最後に一言。
「立ち読みは人が少ないときの方が良いですよ?」
店員さんの目が冷たかった…
年末にこんなもののレビュー書いて良いのだろうか、自分よ…
えー、以前龍樹さんに勘違いされたことがあったので太字で書いておこう。
買ってませんから。
立ち読みだけでぱらぱらと見てみたのだが、SEとかプログラマはどういう人たちかという話。
こういう本で学べることは少ないだろうけど。
むしろ知り合いのSEに話を聞いた方が良い気がする…
ということで、SEの人、立ち読みか何かしてレビュー書いてみませんか?と振ってみる。
さて、話の内容にでも触れておこう。
結構読み物としては難しい方かも。
少なくともSEに興味関心を持たないと分からない可能性が…
自分は正直難しく感じた。
現場を知らないから笑いどころが分からないし
「ゴールデンウィークは来客も電話もこないから働くにはもってこいなんだよ」
という台詞も笑えないし…
「げぇ〜マジですか?」
のテンションで読んでいた。
なかなか楽しいのだが、どこで萌えろと?
萌える以前にこう…修羅場の描画しか頭に残らなかったり。
最後に一言。
「立ち読みは人が少ないときの方が良いですよ?」
店員さんの目が冷たかった…
▼彼女専属のSEになる本―彼と彼女のためのパソコン再入門
2005年12月19日 読書 コメント (3)
ISBN:4896272811 単行本 高安 正明 メディアテック出版 2005/11 ¥1,680
買った訳じゃないですよ?
「買おうとしてしまった」だけで…
だいたい価格がネタとして買うには高すぎる。
ついでに内容も知っていることが多かったし。
半分まじめで半分おふざけってところかな。
まじめな部分から書くことにしようか。
内容はパソコン購入からブログを始めるまでと結構幅広く。
細かいところまで書いてあるので少し詳しくなりたい人には参考になるかもしれない。
少なくともSEが何かを知っている人だったら必要ないのでは、と思う。
おふざけ部分のことでも。
主人公はコンパで一目惚れした女の子に振り向いてもらおうとする物語。
どう見ても自分には関係ありません。
本当にありがとうございました。
ということでその女の子との話題にパソコンを使うわけで。
購入のところから面倒を見てという話。
妹のキャラが強すぎる!と言っておこう。
ちなみに自分自信教えることが度々あったのだが
「一度もこういうことない」
という事実を明記しておこう。
要は行動力ということだな、うん。
まぁ本気で彼女欲しい人はこんなものを買わないで別の方法を探した方が…
この本は
「面白くパソコンの基礎を学びたい」
「現在彼女がいて、パソコンを教えたいが自分も知識不足」
という人にお勧めしたい。
とりあえず中身はこんな感じ。
http://www.media-tech.co.jp/detail/in_kanojose.htm
買った訳じゃないですよ?
「買おうとしてしまった」だけで…
だいたい価格がネタとして買うには高すぎる。
ついでに内容も知っていることが多かったし。
半分まじめで半分おふざけってところかな。
まじめな部分から書くことにしようか。
内容はパソコン購入からブログを始めるまでと結構幅広く。
細かいところまで書いてあるので少し詳しくなりたい人には参考になるかもしれない。
少なくともSEが何かを知っている人だったら必要ないのでは、と思う。
おふざけ部分のことでも。
主人公はコンパで一目惚れした女の子に振り向いてもらおうとする物語。
どう見ても自分には関係ありません。
本当にありがとうございました。
ということでその女の子との話題にパソコンを使うわけで。
購入のところから面倒を見てという話。
妹のキャラが強すぎる!と言っておこう。
ちなみに自分自信教えることが度々あったのだが
「一度もこういうことない」
という事実を明記しておこう。
要は行動力ということだな、うん。
まぁ本気で彼女欲しい人はこんなものを買わないで別の方法を探した方が…
この本は
「面白くパソコンの基礎を学びたい」
「現在彼女がいて、パソコンを教えたいが自分も知識不足」
という人にお勧めしたい。
とりあえず中身はこんな感じ。
http://www.media-tech.co.jp/detail/in_kanojose.htm
▼終わりのクロニクル (6上)
2005年11月21日 読書
ISBN:484023213X 文庫 川上 稔 メディアワークス 2005/11 ¥809
えー、厚さが尋常では無くなってきている気がする。
しかも「上下一緒に発売」
合計で1000ページ越え。
…なんだろう、このボリューム。
1日1章ずつ読んでいくとしても42日かかるという代物。
話は佳境に突入。
前回Top-Gという今まで想定していなかった事実が判明。
それをきっかけとし、他のGは「全竜交渉部隊、日本UCATが事実を隠蔽していた」と反発。
改めて交渉を行うこととなった。
そしてマイナスの概念を押さえる方法で対立するLow-GとTop-G。
今回はその他のGとの交渉とTop-Gとの交渉が中心。
「Top-Gは母なるGであり、それを殺したLow-Gには親殺しの罪がある」
こう語ったハジ。
それが事実なのか探るため過去を探る全竜交渉部隊の面々。
しかしその時間を十分に取る事も出来ずついに全GとUCATが集合した「舞台」を作ることとなった。
実際Top-GとLow-Gの直接交渉の舞台を。
無難に交渉が終わるのであればこれだけの量は要らないよなぁとか思ったら案の定。
最後の最後でどんでん返しが待っていた。
だけどあの終わり方は気になる!
そして来月最終巻発売。
ん、1200円とな。
えー、厚さが尋常では無くなってきている気がする。
しかも「上下一緒に発売」
合計で1000ページ越え。
…なんだろう、このボリューム。
1日1章ずつ読んでいくとしても42日かかるという代物。
話は佳境に突入。
前回Top-Gという今まで想定していなかった事実が判明。
それをきっかけとし、他のGは「全竜交渉部隊、日本UCATが事実を隠蔽していた」と反発。
改めて交渉を行うこととなった。
そしてマイナスの概念を押さえる方法で対立するLow-GとTop-G。
今回はその他のGとの交渉とTop-Gとの交渉が中心。
「Top-Gは母なるGであり、それを殺したLow-Gには親殺しの罪がある」
こう語ったハジ。
それが事実なのか探るため過去を探る全竜交渉部隊の面々。
しかしその時間を十分に取る事も出来ずついに全GとUCATが集合した「舞台」を作ることとなった。
実際Top-GとLow-Gの直接交渉の舞台を。
無難に交渉が終わるのであればこれだけの量は要らないよなぁとか思ったら案の定。
最後の最後でどんでん返しが待っていた。
だけどあの終わり方は気になる!
そして来月最終巻発売。
ん、1200円とな。
▼1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記
2005年10月8日 読書
ISBN:4344406109 文庫 木藤 亜也 幻冬舎 2005/02 ¥560
実習校の朝読書で読んでいた本。
ドラマ化ということで読んでみた訳だが…
正直泣くとかに縁がない自分にとっては泣ける話では無い。
泣ける人は泣けるのだろうが、どうも自分には合わなかったようだ。
それがまず自分の感想。
ただ、自分にとっては「健常者が徐々に障害者になっていく」という様子を知ることが出来たことは収穫。
事故などで急に動かなくなるわけでは無い。
徐々に症状が進行していき、回復する見込みは無い。
その中でたった17歳の女の子がどうそれと向き合っていくか。
それに誰しも感動するということだろうが、自分はそこまで感情移入することも無い。
よって病気の症状などの方に目が行ってしまった。
1リットルの涙というのは日記の途中に出てくる言葉。
実習校の子どもからは
『そんなに涙って流れるの?』
そんなことを聞かれたり。
多分ね…一生合わせたらそれぐらい泣くんだと思うよ。
『泣き虫だね』
この子本当に泣き虫だったんだよ。
だけどね、泣いて、それでも生きようとしたわけさ。
きっと体が次第に動かなくなるというのは恐怖だったに違いない。
自分はストレスで時々右手の感覚が麻痺することがある。
動かなくなり、ずっとそのままでは無いかと思うことがある。
その恐怖の比では無いはずだ。
体の自由が無くなることは生活に支障をきたすこと。
そして、結果として出来ることが少なくなること。
亜也ちゃんは結果として起きあがることも出来なくなった。
たった5年程度で寝たきりになる。
どれほど動ける時のことを思い出し、涙したことだろうか。
歩けなくなり、車いすに乗るようになる。
『楽ちんだね』
と気軽に言った職員の人を恨むような文章もあった。
その内夢で歩かずに車いすに乗っているようになった。
ろうの方も以前言っていたことだが、夢でも声は聞こえず手話だとか。
それは現実を認めたことか。
それともその状況しか想像出来ないからだろうか。
ただ、自分は彼女のことを尊敬する。
当時年下であった彼女は生きることを諦めなかった。
将来けこの体で出来る仕事は無いだろうかと必死に考えていた。
考える事が今できることと思い考え続けていた。
次第に動かなくなる体を感じ、それでも将来を見続けていた。
そんな状態であっても生きることを諦めなかった。
ただただ生きようと前を見続けていたように感じる。
自殺しようなんて考えなかったのだろう。
この日記を書いた亜也さんは昭和64年に亡くなった。
20歳を越えた頃に日記は止まっている。
症状が悪化しマジックで書いていた日記も書けなくなったから。
彼女は日記を書くことで自分が生きた証を残すことが出来た。
最後まで「誰かの役に立ちたい」と願い続けた彼女だが、きっと役に立っている。
この本を読んで勇気づけられた人がいただろう。
生きることを諦めていた人が生きたいと思ったことだろう。
奇しくも将来人の役に立ちたいと思った彼女は死ぬ間際になり人の役に立った。
彼女は空の上で喜んでいるのだろうか。
人の役に立てていることを喜んでいるのだろうかと気になる。
今度はお母さんの書記の方を読もうと思う。
感動目的ではなく「病気と闘い続けた人がいる」ことを知るために。
実習校の朝読書で読んでいた本。
ドラマ化ということで読んでみた訳だが…
正直泣くとかに縁がない自分にとっては泣ける話では無い。
泣ける人は泣けるのだろうが、どうも自分には合わなかったようだ。
それがまず自分の感想。
ただ、自分にとっては「健常者が徐々に障害者になっていく」という様子を知ることが出来たことは収穫。
事故などで急に動かなくなるわけでは無い。
徐々に症状が進行していき、回復する見込みは無い。
その中でたった17歳の女の子がどうそれと向き合っていくか。
それに誰しも感動するということだろうが、自分はそこまで感情移入することも無い。
よって病気の症状などの方に目が行ってしまった。
1リットルの涙というのは日記の途中に出てくる言葉。
実習校の子どもからは
『そんなに涙って流れるの?』
そんなことを聞かれたり。
多分ね…一生合わせたらそれぐらい泣くんだと思うよ。
『泣き虫だね』
この子本当に泣き虫だったんだよ。
だけどね、泣いて、それでも生きようとしたわけさ。
きっと体が次第に動かなくなるというのは恐怖だったに違いない。
自分はストレスで時々右手の感覚が麻痺することがある。
動かなくなり、ずっとそのままでは無いかと思うことがある。
その恐怖の比では無いはずだ。
体の自由が無くなることは生活に支障をきたすこと。
そして、結果として出来ることが少なくなること。
亜也ちゃんは結果として起きあがることも出来なくなった。
たった5年程度で寝たきりになる。
どれほど動ける時のことを思い出し、涙したことだろうか。
歩けなくなり、車いすに乗るようになる。
『楽ちんだね』
と気軽に言った職員の人を恨むような文章もあった。
その内夢で歩かずに車いすに乗っているようになった。
ろうの方も以前言っていたことだが、夢でも声は聞こえず手話だとか。
それは現実を認めたことか。
それともその状況しか想像出来ないからだろうか。
ただ、自分は彼女のことを尊敬する。
当時年下であった彼女は生きることを諦めなかった。
将来けこの体で出来る仕事は無いだろうかと必死に考えていた。
考える事が今できることと思い考え続けていた。
次第に動かなくなる体を感じ、それでも将来を見続けていた。
そんな状態であっても生きることを諦めなかった。
ただただ生きようと前を見続けていたように感じる。
自殺しようなんて考えなかったのだろう。
この日記を書いた亜也さんは昭和64年に亡くなった。
20歳を越えた頃に日記は止まっている。
症状が悪化しマジックで書いていた日記も書けなくなったから。
彼女は日記を書くことで自分が生きた証を残すことが出来た。
最後まで「誰かの役に立ちたい」と願い続けた彼女だが、きっと役に立っている。
この本を読んで勇気づけられた人がいただろう。
生きることを諦めていた人が生きたいと思ったことだろう。
奇しくも将来人の役に立ちたいと思った彼女は死ぬ間際になり人の役に立った。
彼女は空の上で喜んでいるのだろうか。
人の役に立てていることを喜んでいるのだろうかと気になる。
今度はお母さんの書記の方を読もうと思う。
感動目的ではなく「病気と闘い続けた人がいる」ことを知るために。
▼いま、会いにゆきます
2005年9月13日 読書
妹がはまったこの本。
劇場化、ドラマ化などがあり結構盛り上がっている様子。
自分としては久しぶりに読んだハードカバーものだったりする。
妹曰く
『本と劇場版とドラマは話が全部違うから面白いんだよ』
ふむ、今回本にチャレンジしてみるよ。
会話文が多いな、というのが第一印象印象。
ほとんどが会話文、または語り調。
その書き方にも意味があるのを知ったのは最後まで読んでから。
言いたいけど言えない。
言ったら確実にネタばれ。どうしろと。
あと何となく文章がゆっくり。
何も急ぐこと無くゆっくりと過ぎていく感じ。
田舎でゆっくりとした時間が流れているんだなと思わせる。
さて、そろそろあらすじでも。
巧と祐司は田舎でゆっくりとした生活をしていた。
祐司の母親である澪は1年前病気で亡くなりそれ以来二人で暮らしていた。
「ままはアーカイブ星に行ったんだよ」
そう説明して、アーカイブ星のことを祐司に説明する日々。
澪が亡くなってから1年経っていた。
一年前…死ぬ前に澪が残したのは
「来年の夏にしっかりやっているか見に来るから」
というもの。
言っていた時期になっていた。
いつものように自転車で廃工場にまで散歩に出かける巧と祐司。
雨が降り始め慌てて行くと…
正面に澪に似た人が座っていた。
目を疑う二人。
「ママが帰ってきた」
外見だけでなく雰囲気までそっくりな人。
しかし…記憶を無くしていた。
祐司と巧は彼女を家に連れて帰り、今まで一緒に生活していた、とした。
澪がこちらにいることができるのは雨の時期が終わるまで。
そう、たった6週間。
恒例の登場人物の独断と偏見による紹介。
○巧(たくみ)
祐司の父親で澪の夫。
大学生時代の無理がたたり、体が刺激に過敏になっている。
本人曰く「バルブをひねってどばって流れる」らしい。
○祐司(ゆうじ)
祐司と澪の息子。
「そうなの?」が口癖。
何事も急がず騒がずゆっくりとしている人。
巧のことを「たっくん」というのは母親譲り。
○澪(みお)
漢字が読めなかった。
1年前に病気で亡くなるが、1年後廃工場で濡れているところを発見される。
戻ってきたが…記憶は無い。
○ノンブル先生
元教師らしい。
声が出ない犬を連れて公園のベンチに座っている。
半額のワカサギはちょっとした幸せ、らしい。
○館長
巧が勤めている図書館の館長。
年齢不詳。描画されることが全くない、と言っても良い。
劇場化、ドラマ化などがあり結構盛り上がっている様子。
自分としては久しぶりに読んだハードカバーものだったりする。
妹曰く
『本と劇場版とドラマは話が全部違うから面白いんだよ』
ふむ、今回本にチャレンジしてみるよ。
会話文が多いな、というのが第一印象印象。
ほとんどが会話文、または語り調。
その書き方にも意味があるのを知ったのは最後まで読んでから。
言いたいけど言えない。
言ったら確実にネタばれ。どうしろと。
あと何となく文章がゆっくり。
何も急ぐこと無くゆっくりと過ぎていく感じ。
田舎でゆっくりとした時間が流れているんだなと思わせる。
さて、そろそろあらすじでも。
巧と祐司は田舎でゆっくりとした生活をしていた。
祐司の母親である澪は1年前病気で亡くなりそれ以来二人で暮らしていた。
「ままはアーカイブ星に行ったんだよ」
そう説明して、アーカイブ星のことを祐司に説明する日々。
澪が亡くなってから1年経っていた。
一年前…死ぬ前に澪が残したのは
「来年の夏にしっかりやっているか見に来るから」
というもの。
言っていた時期になっていた。
いつものように自転車で廃工場にまで散歩に出かける巧と祐司。
雨が降り始め慌てて行くと…
正面に澪に似た人が座っていた。
目を疑う二人。
「ママが帰ってきた」
外見だけでなく雰囲気までそっくりな人。
しかし…記憶を無くしていた。
祐司と巧は彼女を家に連れて帰り、今まで一緒に生活していた、とした。
澪がこちらにいることができるのは雨の時期が終わるまで。
そう、たった6週間。
恒例の登場人物の独断と偏見による紹介。
○巧(たくみ)
祐司の父親で澪の夫。
大学生時代の無理がたたり、体が刺激に過敏になっている。
本人曰く「バルブをひねってどばって流れる」らしい。
○祐司(ゆうじ)
祐司と澪の息子。
「そうなの?」が口癖。
何事も急がず騒がずゆっくりとしている人。
巧のことを「たっくん」というのは母親譲り。
○澪(みお)
漢字が読めなかった。
1年前に病気で亡くなるが、1年後廃工場で濡れているところを発見される。
戻ってきたが…記憶は無い。
○ノンブル先生
元教師らしい。
声が出ない犬を連れて公園のベンチに座っている。
半額のワカサギはちょっとした幸せ、らしい。
○館長
巧が勤めている図書館の館長。
年齢不詳。描画されることが全くない、と言っても良い。
▼とある魔術の禁書目録(インデックス) (6)
2005年7月14日 読書インデックスに、はじめての「ともだち」ができた日。もう6巻まで出たのか、というのが感想。
学園都市の新学期初日。
それは、上条当麻が通う学校に“謎の転校生”が現れた日で、インデックスにはじめて「ともだち」ができた日で、御坂美琴がインデックスと初対面した日で、二人に板挟みになった上条があいかわらず不幸だった日で、その一部始終を傍観していた白井黒子が上条に嫉妬した日で、そして──学園都市にとある魔術師が襲来した日だった……!
“謎の転校生”、「ともだち」、とある魔術師。
科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まる──!
異例の大人気! 科学と魔術の学園アクション第六弾!
いや、別に深い意味は無いのだが6巻まで出ているのにやっと「夏休みを通過」というのは遅いよな。
1日で解決する問題が多いからだろうか。
この熱血漢ばかりの作品で2日以上悩むというケースが皆無に等しいからだろう。
このシリーズを読んでいる人は容易に予想が付くのだが今回も当麻は不運に巻き込まれているわけで。
相変わらずついていない男だ、こいつ。
おそらく別のものが「憑いている」に違いない。
内容の話にでも。
今回は「AIM」と「友達」がメインテーマかもな。
「AIM」というのは作品を読んでからの楽しみ。
今後の展開に関わることなので是非とも自分の力で理解してもらいたいところ。
訳が分からないと言われそうなので少々簡単に説明。
要するに「体から漏れている」というもの。
人間が「勘」で感じるというのはその人から気配、つまりは「温度」「電磁波」などが出ている。
能力を持っている場合それが若干ではあるけど漏れだしているということ。
美琴(ビリビリ)が電磁波を無意識に出して猫に嫌われるということらしい。
友達というのは表紙右側の「風斬」とい女の子。
おとなしめで自分のストライクゾーン中心の…って関係ない。
この作品には不釣り合いなほど控えめな少女。
むしろ常識人かと思われる。
結構力づくの展開でこの二人が近づくのだが…それがまた当麻にとって不運の始まりで。
こいつの場合何でも不運になるのだけど。
そして今度の敵は「ゴーレム」。
ドラクエとかで出てくるゴーレムとはまた別。
あれはまたキャラクターを作ったものだし。
元々ゴーレムというのは一種の儀式の的なものの産物で、その土地の人を護る土人形とか神が人を作ったように人間が人を作ろうとしたもの。
土から生命を作るというのが面白いな。
今回出てくるゴーレムは「土」だけでは無いのだが…
標識から何からすべて巻き込んで作るというもの。
…塊魂かよ、あんたは。
話を読んだ感想を若干。
1巻から読んだ人だったら分かるようにテンションが高い。
特に当麻はいつものように。
記憶を無くして以前と同じように振る舞っている「偽り」の当麻なのだが…
もう少しそこらへんの憂鬱感でも描いたら良かったかなと思う。
熱血漢の彼からしたらこれぐらいでちょうど良いのかもしれないが。
そしてようやくインデックスが活躍した!
偉いぞ!
1巻ぶりじゃないのか、活躍したのって?
なかなか活躍の機会が無かったが少しだけでも活躍できて良かったな。
少しだけだが。
全体を見た場合
「また謎かけが大量に…」
続けようという気があるのでまた購入するか。
ここまで読んだら気になるし。
科学で能力開発した日とが魔術を使うとどうして「死亡」してしまうのか。
裏切り者って一体誰よ?
どうでもよいが灰村さんはいつまで経ってもアレイスターを描けないのだろうな。
不幸が連続している当麻はどうして「幸運にも」ぎりぎりのところで生き残っているのだろうか。
そんな事を思ったり。
結局魔術と科学は相容れないものなのかな。
▼終わりのクロニクル (5下)
2005年7月14日 読書7th-Gと“軍”を相手に、全竜交渉部隊が下す判断とは!?上下巻合計で1100ページってどういう本だ?
UCATが回収を急ぐ10個目の概念核。それを持つ、7th-Gとの全竜交渉が始まった。
だが、それと同時に、UCATに集められた概念核を奪取するため、9th-Gの将軍ハジの率いる“軍”が、遂に攻撃の準備を終え行動を開始する。
果たして、それらを相手に全竜交渉部隊はどのような判断を己に課すのか!? 佐山の下した重大な決断により波紋が生じた、全竜交渉部隊の行方は!? そして奥多摩に向かった佐山と、堺を訪れた新庄が出会った、それぞれの過去とは……!?
世界の崩壊まで後一カ月。いよいよ佳境を迎えるシリーズ第5話、完結!
現在市販されている文庫本のなかでも上位4位に入るらしい。
今まで4回ほど新記録をたたき出しているこのシリーズ。
その内広辞苑サイズになるのでは無いだろうか。
ちなみに表紙はどうなら詩乃のようである。
シロがシロが!
そういえば以前玄関前で訪ねてきた女の子を犬が襲ってつっこみを受けるというゲームをしたな。
確か白い犬だった、奴は。
どうでも良いが最近「クロニクルシリーズ」でも表紙が出るようになったのが個人的には非常に嬉しい。
エロいとか言われようがさとやす絵は良いのだ!と声を大にして言いたい。
多分路上で叫んだらそのまま警察行きだ。
世間は厳しい。
毎度の事だけど、今回も佐山はこれ以上にハイテンションだった。
…特に新庄のことに対しては。
だけど、今回の主役は彼では無いな、と思うのが自分の感想。
5巻を通してみた場合今回の主役は「風見」だ。
「過去を追う」このキーワードで最も遅れているのは他ならぬ風見だ。
なので描写が多くなりこういう印象を受けただけかもしれない。
考えてみれば風見は一般市民。
佐山はどう考えても異常だが両親、祖父がUCATと関係を持っている。
新庄は最初から全竜交渉に関わっている。。
彼氏である覚に至っては異Gの血を引いている。
そう考えた場合風見は最初からいるメンバーの中で唯一と言って良いほど「概念戦争に全く関わりがない」と言える。
それでも今まで関わってきたわけだが。
5巻上ではそれぞれの途中展開で終了した。
それぞれが過去を追い、最後の交渉に行こうというところだった。
そして7th-Gの突然の戦闘。
・----解り合えるものはない
・----力は無限大になる
これに加え四兄弟の身体強化による概念のため苦戦する風見と出雲。
大阪で過去を見つけかけた新庄。
山奥で両親の足跡をたどりある結果にたどり着く佐山。
それぞれが見つけた過去がそれぞれつながっていくのが5巻下。
だんだんと集結に向かっているようで話もクライマックス。
今まで謎になっていた部分が解けたり、新たに謎が出てきたりと頭フル活用。
できたら二度はお楽しみ下さい、ということだろうか。
毎度の事だがちょっとした所を見逃すと痛い作品ではある。
えー、そろそろ話の内容に入ろうか。
まず第一ポイントは7th-Gのこと。
前作で突如として戦闘になったこのG。
「人体強化」を中心に行っており、概念核は趙先生が四分割して4兄弟とした。
それぞれが過去を追う佐山達に襲いかかることとなる。
ちなみに交渉とか言いつつ完全に「戦闘」。
毎度の事だけどさ。
次に軍。
上で言われていたように軍が進軍してくることとなった。
大将はハジ。9th-Gの偉い人。
戦闘力より何よりも強いのはその「意志」。
「悪になってでも勝つ」というのがUCATだとしたら軍は「正義として勝つ」。
この対比が非常に面白い。
トップがそれを堂々と実践しているからこそこの対比がうまくいっているのだろう。
最後に過去とのつながり。
今までバラバラになっていた過去が次第につながりを持ってくる。
佐山の祖父、両親が行っていた事。
ゲオルギウスの謎。
新庄の出生の秘密。
母方の名字が新庄なのにどうして自分が新庄なのか。
ハジがUCATを憎む理由。
どうして軍が全竜交渉を妨害しようとするのか。
またアブラムとの関わりとは一体。
世界が生まれた裏。
真実が語られるということはどういう事なのか。
これを中心にしてだんだんと過去がハッキリと見えてくる。
結局「過去」と言っても人それぞれ。
人の過去について分かるのはきっとそれを体験したか、それを調べ抜いた人だけだろう。
ちなみに今回最後が良すぎる。
あー、立ち読みで読むなと言いたい。
こればかりは全部読んだ人にしか分からないだろう。
特に1巻から読み返したり読んだばかり人はより感動する事だろう。
多分こういう事ができるのは大人数が登場してもしっかりとキャラを確立しているからできることだろう。
どこかの監督に言ってやりたい。
「キャラは立てるものでは無い。思い入れがあれば自然と立つものだ」
さて、次回は最終巻の上だろう。
そろそろこのシリーズも終了することになる。
しかし、最後まで大きな謎を残してくれたものだ。
ところで友人達に貸そうとすると毎度のように引かれるのだが。
表紙のイラストと本の厚みを見て。
だまされたと思って読んで欲しいというのは押しつけというのだろうか。
試験終了後に改めて勧めてみるつもりだ。
「良い作品」というより「新たな道を開拓して欲しい」という思いを込めて。
読んだみんなで女性キャラに悶えれば良いさ!
特に八号に!
最近犬が自分の中でブームだな…
■小説バトン:Type-N
2005年6月27日 読書
なつみさんから回ってきた小説ブログ。
http://blogs.yahoo.co.jp/c_citron_natsumi
…確かに自分には適切なものだと思うけど。
整理も兼ねて書いてみようと思う。
書けると良いのだけど。
Q1:持っている本の数
数えるのが面倒だったけど数えてみた。
なんか中途半端に99冊。
多いのか少ないのか良く分からないし…
Q2:最後に読んだ本
現在進行形で読んでいるのは「終わりのクロニクル1上」。
最後に購入したのであれば
「終わりのクロニクル5上」
「灼眼のシャナ0」
「タマラセ 3」
Q3:本を選ぶポイント(基準みたいなもの)
まず表表紙の裏の解説。
次にイラスト。
最後に立ち読みをして気に入ったら購入。
シリーズものの場合初巻はそんな感じであとは惰性で買っている感じ。
Q4:思い入れのある本
「機甲都市伯林」
この本で都市シリーズ、川上作品にはまることになったし。
「タマラセ」
自分の中では珍しい事に電撃文庫以外の作品。
好き嫌い別れる所だけど自分は結構気に入っていたり。
「キノの旅」
知る人ぞ知る時雨沢さんの作品。
高校時代貸してもらってからのめり込み、今では妹の方が詳しい。
リリアとトレイズも話が練ってあったり、あとがきが変だったりとおすすめ。
「機動戦士ガンダム 0083」
実は自分が初めて買った文庫本はこれ。
意外な事に角川スニーカーだったんだよな。
電撃にはキノの旅から入った訳で結構最近のこと。
何はともあれこれは初めて買ったという意味ではずせない。
Q5:次に回す人(人数は任意)
・アメさん
http://yaplog.jp/gudatoso/
きっと小説は好きなはず。
・てんぺすとさん
http://diarynote.jp/d/40931
今回はスルーでもかまいませんので。
思い当たる人がいない…
我こそはという人来て下さい、切実。
http://blogs.yahoo.co.jp/c_citron_natsumi
…確かに自分には適切なものだと思うけど。
整理も兼ねて書いてみようと思う。
書けると良いのだけど。
Q1:持っている本の数
数えるのが面倒だったけど数えてみた。
なんか中途半端に99冊。
多いのか少ないのか良く分からないし…
Q2:最後に読んだ本
現在進行形で読んでいるのは「終わりのクロニクル1上」。
最後に購入したのであれば
「終わりのクロニクル5上」
「灼眼のシャナ0」
「タマラセ 3」
Q3:本を選ぶポイント(基準みたいなもの)
まず表表紙の裏の解説。
次にイラスト。
最後に立ち読みをして気に入ったら購入。
シリーズものの場合初巻はそんな感じであとは惰性で買っている感じ。
Q4:思い入れのある本
「機甲都市伯林」
この本で都市シリーズ、川上作品にはまることになったし。
「タマラセ」
自分の中では珍しい事に電撃文庫以外の作品。
好き嫌い別れる所だけど自分は結構気に入っていたり。
「キノの旅」
知る人ぞ知る時雨沢さんの作品。
高校時代貸してもらってからのめり込み、今では妹の方が詳しい。
リリアとトレイズも話が練ってあったり、あとがきが変だったりとおすすめ。
「機動戦士ガンダム 0083」
実は自分が初めて買った文庫本はこれ。
意外な事に角川スニーカーだったんだよな。
電撃にはキノの旅から入った訳で結構最近のこと。
何はともあれこれは初めて買ったという意味ではずせない。
Q5:次に回す人(人数は任意)
・アメさん
http://yaplog.jp/gudatoso/
きっと小説は好きなはず。
・てんぺすとさん
http://diarynote.jp/d/40931
今回はスルーでもかまいませんので。
思い当たる人がいない…
我こそはという人来て下さい、切実。
▼終わりのクロニクル (5上)
2005年6月12日 読書
もう5上まで出ているんだ、と感心してしまった。
いや、むしろ読み続けている自分がすばらしいと賞賛すべきか!
っと、若干佐山分が含まれているな。
『カバーおつけしましょうか?』
と言われたのはありがたかった。
ヒオが表紙だったときは問答無用でカバーをお付けされましたよ、自分。
伯林を購入した時も
『18歳以上ですか?』
確認要らないって。全年齢対応版、15歳以上推奨の文庫本だから問題無し。
…問題ありか?
話を本題に戻す事にする。
もう終盤ということで、ずいぶんとあわただしい展開になってきたようだ。
7th-Gとの交渉の前に、佐山と新庄はある決断をした。
「己の過去を探しに行く」
そして、次に告げた言葉は
「全竜交渉部隊の解散」
ヒオ、原川が揃い、戦力として十分になった今。
そして、軍が襲うのであれば絶好のこの時に解散宣言をした佐山。
それに猛烈に反対する千里。
しかしその抵抗もむなしく解散ということに…
その裏には佐山の考えがあるかららしいが、どういった意図からそういう事を決定したのか。
それは下巻で。
ちょうどの時…
日本UCATが何者かに襲撃される。
・----解り合えるものは無い。
自分以外のものを知覚する事が出来なくなる概念。
相手がいるのは見える。
何か攻撃されていることも見える。
だがそれが「認識」できない概念が展開される。
一方軍も襲撃を受ける。
白い服を着た大柄な女性。
命刻が応じるが攻撃が効かない。
防御概念の欠点である「間接部」をねらった攻撃もことごとく防御される。
そして、どこからともなく出てくる武装に徹底的に打ちのめされる命刻。
UCAT、軍両方が襲撃されるという事態。
直接対決する前に何か別のものが動いている様子。
とまぁこんな感じで序盤は進みます。
えー、序盤と言っても実のところ通常の文庫本1冊分。
半端じゃないページ数だしな。
ちなみにページ数を比較すると
○灼眼のシャナ0
256
○タマラセ2巻
311
○終わりのクロニクル5上
513
わーい、上の二つ合わせてやっと50ページ上回るし。
つか「上」だよ、これで…
5巻はあれですか、通常の文庫本約4冊分で完結ということで?
…異常だな、改めて考えると。
ちなみにこれは一日で読まない方が吉。
頭痛くなる。
ええ、自分読みましたよ?
さて、なんか恒例になってきた登場人物紹介。
今回はなんと自分の頭をフル使用して編み出した技法が!
良いと思ったところに付箋を貼る!
うむ、我ながら賢い。
だけど、文庫本に付箋が貼っているというのは異常だな。
貼ってある数も異常だけど。
ということでやってみよう。
■佐山 御言
主人公。一歩どころか、車で1時間ぐらい常識とずれている人。
新庄一番主義。
もう怖いぐらいに…
「落ち着け、落ち着くのだ私! この快楽地獄から逃れねば変態になってしまうし、あとの調査にも弊害が!」
■新庄 運切
ヒロイン。だと思うけど…男になるし、どっちだろうと悩まされる。
基本的に台風の目付近にいる事が多いかと。
今作では自分の過去を探るために大阪・堺に行く。
「IAIので"水戸製・挽き割り"って書いてあったのしか憶えてない」
■ダン 原川
前回から登場。サンダーフェロウの操縦者。
なんだか分からないが、誤字に名前を付けるしゃべり方が特徴的。
「俺を巻き込むなヒオ・サンダーソン」
■ヒオ・サンダーソン
金髪娘。この娘が表紙の時に無条件でブックカバーという災難に遭った。
原川になついている。
サンダーフェロウと合一化することで出力計を担当。
天然ボケと語弊が多くて原川を誤解のスパイラルに入れ込む張本人。
数々の迷言を残している。
「はい、…原川さん、ヒオがシートに座ったら、太い棒とか握って、それで、"検査だ"とか、記録まで取るんですの。そして私に一つになれとか言って」
■風見 千里
今回解散について猛反対をした人。
納得がいかないまま戦闘に巻き込まれることになり…
「……どうして私が無事に生きてるのよ」
■出雲 覚
何を言おう、実はIAIの社長の一人息子。
母親とは幼い頃に死別しているらしい。
10th-Gの庇護を受けているため、防御力↑。
千里の攻撃もなんのその。
「新開発、名付けてX揉み! ……エーーックス!」
■飛場 竜司
ややエロ。というか、美影さんラブ。
美影が持っている「荒帝」と合一化できる。
「……夏にね、エロさが僕より優れている先輩と、変態行為で僕など及びもしない先輩に習ったんですよ。 僕は防御の心構えが無く、すぐに勝った気になる、と」
■美影
進化する自動人形。
だんだんと人間に近づいている、そんな現状。
だけど進化を恐れるもの。
「ダメ、ヒオは私よりここを知らないし、ヒオに何かあったら原川が嫌な思いをする」
■鹿島
軍神。刃物に対しては圧倒的な優位性を持つ。
ただし、親ばか。
極度の親ばか。誰が何を言おうと親ばか。
「ほら、可愛いでしょう? ----あっ、ものを投げないで下さいっ。中身の入ったジュースは無しですっ。無しですっ」
■月詠 京
たばこ吸っていたが、妊娠したのでシガレットに変更。
旦那は現在就寝中。現在3rd-Gの庇護を受けている感じ。
現在はUCATで研修中。
「じゃあ逆の言葉を見せてみろ、やってみろ。そしてやっちまえギュエス。やっちまえよ」
■ギュエス
赤い服を着た機械人形。
現在京の世話係。
以前佐山たちと交渉したことあり。
「押忍」
■ブレンヒルト
魔女っ娘。2nd-Gの元住民で美術部。
全竜交渉部隊解散ということで若干手を貸すことにした。
「はン、する気ないわ負け犬の顔見て負けグセついたら困るじゃない。それより」
■ディアナ
巨乳、人妻、魔女。
ヒオの家庭教師を以前していた人物。
面倒見が良いが、口は堅い。
「私、フライドチキンが好きですから、コウノトリには嫌われていると思いますもの」
■ハジ
軍の中心人物。
元々は9th-Gの関係人物だったらしいが…
「面白いなあ、こんな時に悪の担い手が疲弊してしまうとは」
■詩乃
未だに正体不明。
シロという犬を連れている(厳密には犬ではない)。
「じゃ、どうぞ。靴は脱いでくださいね」
■ヨルス
自称10th-Gの神。
白い服を着た図体がでかいおばさん。
ただしおばさんというと、ルール違反なので基本的に言ったらダメ。
「感心できないねぇ…」
■趙
7th-Gのすべてを任された人。
延命処理をしているため結構若い見た目を維持している。
四老人を作ったのは実はこの方。
いや、むしろ読み続けている自分がすばらしいと賞賛すべきか!
っと、若干佐山分が含まれているな。
5th-Gとの戦闘から一カ月。UCATには9個の概念核が揃い、いよいよ回収は7th-Gを残すのみとなった。購入したときに今回は
だが、その7th-Gとの全竜交渉を前に、佐山と新庄は自らの過去を追うことに決める。
そして、佐山は奥多摩の山奥へ、新庄は堺へと向かった。
一方、UCATに全ての概念核が揃う機会を伺っていた“軍”は、総攻撃の準備を整え、遂に行動に移そうとしていた……。
果たして、佐山と新庄は、どのような過去を見つけ出すのか?
そして、新たな危機を迎えた全竜交渉の行方は……!? 次第に大いなる謎が明らかになる第5話スタート!
『カバーおつけしましょうか?』
と言われたのはありがたかった。
ヒオが表紙だったときは問答無用でカバーをお付けされましたよ、自分。
伯林を購入した時も
『18歳以上ですか?』
確認要らないって。全年齢対応版、15歳以上推奨の文庫本だから問題無し。
…問題ありか?
話を本題に戻す事にする。
もう終盤ということで、ずいぶんとあわただしい展開になってきたようだ。
7th-Gとの交渉の前に、佐山と新庄はある決断をした。
「己の過去を探しに行く」
そして、次に告げた言葉は
「全竜交渉部隊の解散」
ヒオ、原川が揃い、戦力として十分になった今。
そして、軍が襲うのであれば絶好のこの時に解散宣言をした佐山。
それに猛烈に反対する千里。
しかしその抵抗もむなしく解散ということに…
その裏には佐山の考えがあるかららしいが、どういった意図からそういう事を決定したのか。
それは下巻で。
ちょうどの時…
日本UCATが何者かに襲撃される。
・----解り合えるものは無い。
自分以外のものを知覚する事が出来なくなる概念。
相手がいるのは見える。
何か攻撃されていることも見える。
だがそれが「認識」できない概念が展開される。
一方軍も襲撃を受ける。
白い服を着た大柄な女性。
命刻が応じるが攻撃が効かない。
防御概念の欠点である「間接部」をねらった攻撃もことごとく防御される。
そして、どこからともなく出てくる武装に徹底的に打ちのめされる命刻。
UCAT、軍両方が襲撃されるという事態。
直接対決する前に何か別のものが動いている様子。
とまぁこんな感じで序盤は進みます。
えー、序盤と言っても実のところ通常の文庫本1冊分。
半端じゃないページ数だしな。
ちなみにページ数を比較すると
○灼眼のシャナ0
256
○タマラセ2巻
311
○終わりのクロニクル5上
513
わーい、上の二つ合わせてやっと50ページ上回るし。
つか「上」だよ、これで…
5巻はあれですか、通常の文庫本約4冊分で完結ということで?
…異常だな、改めて考えると。
ちなみにこれは一日で読まない方が吉。
頭痛くなる。
ええ、自分読みましたよ?
さて、なんか恒例になってきた登場人物紹介。
今回はなんと自分の頭をフル使用して編み出した技法が!
良いと思ったところに付箋を貼る!
うむ、我ながら賢い。
だけど、文庫本に付箋が貼っているというのは異常だな。
貼ってある数も異常だけど。
ということでやってみよう。
■佐山 御言
主人公。一歩どころか、車で1時間ぐらい常識とずれている人。
新庄一番主義。
もう怖いぐらいに…
「落ち着け、落ち着くのだ私! この快楽地獄から逃れねば変態になってしまうし、あとの調査にも弊害が!」
■新庄 運切
ヒロイン。だと思うけど…男になるし、どっちだろうと悩まされる。
基本的に台風の目付近にいる事が多いかと。
今作では自分の過去を探るために大阪・堺に行く。
「IAIので"水戸製・挽き割り"って書いてあったのしか憶えてない」
■ダン 原川
前回から登場。サンダーフェロウの操縦者。
なんだか分からないが、誤字に名前を付けるしゃべり方が特徴的。
「俺を巻き込むなヒオ・サンダーソン」
■ヒオ・サンダーソン
金髪娘。この娘が表紙の時に無条件でブックカバーという災難に遭った。
原川になついている。
サンダーフェロウと合一化することで出力計を担当。
天然ボケと語弊が多くて原川を誤解のスパイラルに入れ込む張本人。
数々の迷言を残している。
「はい、…原川さん、ヒオがシートに座ったら、太い棒とか握って、それで、"検査だ"とか、記録まで取るんですの。そして私に一つになれとか言って」
■風見 千里
今回解散について猛反対をした人。
納得がいかないまま戦闘に巻き込まれることになり…
「……どうして私が無事に生きてるのよ」
■出雲 覚
何を言おう、実はIAIの社長の一人息子。
母親とは幼い頃に死別しているらしい。
10th-Gの庇護を受けているため、防御力↑。
千里の攻撃もなんのその。
「新開発、名付けてX揉み! ……エーーックス!」
■飛場 竜司
ややエロ。というか、美影さんラブ。
美影が持っている「荒帝」と合一化できる。
「……夏にね、エロさが僕より優れている先輩と、変態行為で僕など及びもしない先輩に習ったんですよ。 僕は防御の心構えが無く、すぐに勝った気になる、と」
■美影
進化する自動人形。
だんだんと人間に近づいている、そんな現状。
だけど進化を恐れるもの。
「ダメ、ヒオは私よりここを知らないし、ヒオに何かあったら原川が嫌な思いをする」
■鹿島
軍神。刃物に対しては圧倒的な優位性を持つ。
ただし、親ばか。
極度の親ばか。誰が何を言おうと親ばか。
「ほら、可愛いでしょう? ----あっ、ものを投げないで下さいっ。中身の入ったジュースは無しですっ。無しですっ」
■月詠 京
たばこ吸っていたが、妊娠したのでシガレットに変更。
旦那は現在就寝中。現在3rd-Gの庇護を受けている感じ。
現在はUCATで研修中。
「じゃあ逆の言葉を見せてみろ、やってみろ。そしてやっちまえギュエス。やっちまえよ」
■ギュエス
赤い服を着た機械人形。
現在京の世話係。
以前佐山たちと交渉したことあり。
「押忍」
■ブレンヒルト
魔女っ娘。2nd-Gの元住民で美術部。
全竜交渉部隊解散ということで若干手を貸すことにした。
「はン、する気ないわ負け犬の顔見て負けグセついたら困るじゃない。それより」
■ディアナ
巨乳、人妻、魔女。
ヒオの家庭教師を以前していた人物。
面倒見が良いが、口は堅い。
「私、フライドチキンが好きですから、コウノトリには嫌われていると思いますもの」
■ハジ
軍の中心人物。
元々は9th-Gの関係人物だったらしいが…
「面白いなあ、こんな時に悪の担い手が疲弊してしまうとは」
■詩乃
未だに正体不明。
シロという犬を連れている(厳密には犬ではない)。
「じゃ、どうぞ。靴は脱いでくださいね」
■ヨルス
自称10th-Gの神。
白い服を着た図体がでかいおばさん。
ただしおばさんというと、ルール違反なので基本的に言ったらダメ。
「感心できないねぇ…」
■趙
7th-Gのすべてを任された人。
延命処理をしているため結構若い見た目を維持している。
四老人を作ったのは実はこの方。